タピオカ専門店「梨山堂(リーシャンタン) 白金高輪店」(港区白金3、TEL 03-6456-2462)が4月29日、四の橋・白金商店街近くにオープンした。運営は梨山堂(同)。
「沖縄黒糖ミルク」(Mサイズ=580円、Lサイズ=680円)(提供:梨山堂)
同ブランド1号店。場所は、白金商店街のメイン通り四の橋側から1本入った白金公園の並び。開店経緯について、広報の永野裕樹さんは「人気のタピオカ店は都内に集中しているが、白金周辺にはほぼなかった。せっかくなら店内で手ごねした生のタピオカを、たくさんの人に味わってほしいと思った」と話す。テークアウトのみ。店舗面積は5.5坪。
「数多くのタピオカ店に負けないよう、素材や製法にこだわった」と永野さん。材料のタピオカ粉は台湾から「最高級のもの」を輸入し、毎日店内で手ごねして提供する。ドリンクに使うお茶は、茶葉や湯の量、湯温、蒸らし時間を茶葉ごとに毎日調整するほか、黒糖シロップは沖縄産のブラウンシュガーにザラメ糖などを独自にブレンドして作る。
メニューは、「沖縄黒糖ミルク」(Mサイズ=580円、Lサイズ=680円)、「京都宇治抹茶ミルク」(同=630円、同=730円)、「スペシャルマンゴーミルク」(同=680円、同=780円)、「アッサムミルクティー」「ほうじ茶ミルクティー」「烏龍ミルクティー」「ジャスミンミルクティー」(以上、同=550円、同=650円)。ミルクを使うドリンクは3段階、ミルクティーを使ったドリンクは4段階から好みの甘さを選ぶことができる。
カスタマイズメニューには、「タピオカ増量」(100円)、「氷なし」(Mサイズ=70円、Lサイズ=100円)を用意する。氷の増減は無料。生クリームを泡状にする「メルトミルク」もトッピングメニューに加える予定(価格は全て税抜き)。
今後について、「すでに始めたUberEatsでの販売に続き、店舗でのキャッシュレス対応も進める予定」と永野さん。「タピオカ好きな若い人だけでなく、お茶が好きな人にも味わってほしい。住宅地という立地もあってか、オープン直後から1日約80人のお客さまに来店いただき、スタッフ一同驚いた。白金高輪店からスタートし、全国展開を目指したい」と笑顔を見せる。
営業時間は12時~22時。新型コロナウイルス感染症対策として、営業中は店舗入り口のドアを常時開放して換気するほか、こまめな手洗いや各所アルコール消毒、マスク着用、出勤時にスタッフの検温を行う。今後の営業時間や定休日は、来店状況などを踏まえて判断するという。