![韓貞姫さん(左)と成田茂さん](https://images.keizai.biz/shinagawa_keizai/headline/1613367637_photo.jpg)
韓国家庭料理店「まごころ食堂」(品川区西五反田2、TEL 03-5496-0558)が、五反田駅西口にオープンして3カ月がたつ。
場所は居酒屋「かね将」隣、中華料理店「華苑」などが入る栄華ビル2階。店舗面積は約20坪、席数は30席。
店主の成田茂さんと妻の韓貞姫(ハン・ジョンヒ)さんが切り盛りする。韓さんは以前から得意の韓国家庭料理を親族や友人に振る舞い、食べた相手から手製のキムチや総菜をまた作ってほしいと頼まれることもあったという。周囲に開業を勧められるようになり、自身もたくさんの人に料理を食べてもらいたいという思いから、初の飲食店開業に踏み切った。
成田さんは「仕事帰りの人や自宅で調理をする時間がない人が、韓国家庭料理で気軽に栄養が取れる店にしたかった」と話す。
フードメニューは、スープや鍋料理などを提供する。一番人気の「コムタンスープ」(1,100円)は、牛骨や牛の内臓を煮込んでだしを取り、まろやかな味に仕上げる。野菜を多く使う「スンドゥブチゲ」(900円)や、みそ汁に似た「野菜テンジャンチゲ」(900円)、「カルビスープ」(1,100円)、「鱈(たら)のスープ」(900円)なども。
そのほか、プルコギ(2人前=2,000円)、鉄板焼きのカルビ、ハラミ、タン塩(以上1,200円)、ホルモン(900円)や、一品料理としてチヂミ(700円)、チャプチェ、キムチ、ナムル(以上500円)、冷麺、「韓国風そうめん」(以上800円)などを用意する。
ドリンクメニューは、「サッポロ黒ラベル」(中=600円、小=500円)、マッコリ(グラス=400円、ボトル=1,500円)、「韓国焼酎(瓶)」(各1,000円)、コーラ、ウーロン茶(以上400円)などをそろえる(価格は全て税別)。客単価は3,000~4,000円。
成田さんは「来店客からはのんびりした雰囲気が魅力だと反響を頂き、私たちも真心を込めて丁寧に作っている。一人客や家族連れ、仕事帰りの人などに来てもらって、栄養のある料理とお酒を楽しめる落ち着いた空間にしたい」と話す。
営業時間は17時~23時(緊急事態宣言中は16時~20時)。土曜は団体予約のみ。日曜・祝日定休。新型コロナウイルス感染症対策として、店内を定期的に換気する。