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大井町に煮込みと韓国料理の店「彩」 両親のルーツをたどる料理

「煮込みには芋焼酎が合う」と話すオーナーの趙さん

「煮込みには芋焼酎が合う」と話すオーナーの趙さん

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 煮込みと韓国料理の店「彩(いろどり)」(品川区大井1、TEL 080-9569-7310)が大井町三つ又近くにオープンして1カ月がたった。

味噌汁、小鉢、お新香付きの牛すじ辛口煮込み定食(税込800円)

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 オーナーは、浅草のホッピー通りの店で煮込み料理の修業してきた趙●基(ちょう・げんき、●は火偏に玄)さん。「お客さんと会話ができる場にしたいと思い、カウンターのある店にした」と話す。店のコンセプトは「お客さんが落ち着ける大人の隠れ家」。客層は20代から60代の幅広い年齢層で、女性の一人客やファミリー層も多いという。店舗面積は8坪。席数は13席で、うちカウンターは7席。全面禁煙。

 フードメニューの「辛口牛すじ煮込み」「赤みそ豚モツ煮込み」「塩ホルモン煮込み」(以上680円)はそれぞれしょうゆ・みそ・塩の味付けで10時間以上煮込む。「自家製の白菜キムチ」(380円)、「自家製サムギョプサル」(1,180円)、「チヂミニラ」(580円)、「チョレギサラダ」(680円)なども用意。

 ドリンクメニューは「生ビール スーパードライ」(550円)や芋焼酎「魔王」「森伊蔵」(以上750円)、日本酒「獺祭」(800円)のほか、韓国でポピュラーな焼酎「チャミスル 小瓶」(580円)、「マッコリ グラス」(400円、以上税別)など。ディナーの客単価は3,500円。

 ランチは「牛すじ辛口煮込み」「赤みそ豚もつ煮込み」「塩ホルモン」「スタミナ焼」「豚キムチ」の定食(以上800円)を提供する。

 「母が韓国人で、父が日本人。母のルーツである辛味の利いた韓国料理と、辛いのが苦手な父に合わせた料理の両方を食べて育った。日本で生まれ育ったが、韓国料理は母の味。両方のおいしさをたくさんの人に伝えたい」と趙さん。「近隣のサラリーマンの方にも、もっと知ってほしい。昼飲みもできるので、気軽に立ち寄ってもらえれば」と呼び掛ける。

 営業時間は11時30分~23時(ランチは14時まで)。日曜・祝日定休。

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