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戸越銀座駅前にバー「宵日々」 西小山・旗の台に続く系列5店目

店長の水島龍一さん

店長の水島龍一さん

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 「宵日々(よいひび)」(品川区平塚1、TEL 03-6426-1330)が東急池上線戸越銀座駅前にオープンして1カ月がたった。経営はHB(目黒区)。

「宵日々」内観

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 バー「ロジヒビ」(小山6)やバー「裏日々」(旗の台3)、カラオケバーを展開する同社の系列5店目。新築の戸越銀座駅前ビル3階を利用する。店舗面積は約7坪、席数は11席。

 内装を担当したのは、ユーズドセレクトショップに勤務経験のある店長の水島龍一さん。「インダストリアルをテーマにコンクリート調の壁紙を使い、天井の鉄骨をそのまま生かした。一方で暖色系のライトや絵などで温かみも感じられる雰囲気にした」と話す。

 開店の経緯について、水島さんは「コロナ禍での系列店の営業自粛期間に、スタッフ間で『次に何ができるか』を話していた。これまでの店舗は居抜き物件を利用していたが、今回は新たな挑戦として、出店経験のない戸越銀座エリアで新築ビルのテナントを借りた」と話す。

 ドリンクメニューは「カールスバーグ」「バドワイザー」(以上600円)、「サントリー角」(500円)、「白州」(850円)、焼酎(600円~)、カクテル(550円~)、「コカボム」(800円)、グラスワイン(550円~)などを用意する。割り物は500円均一で、ジャスミン、レモン、ストレートティー、麦茶、梅干し、豆乳など。「ボトルには値段を記入し、明朗会計を心がけている。お客さんが気軽に頼めるよう、ドリンクはこだわり過ぎたものはあえて置かないようにしている」と水島さん。

 フードは持ち込み自由、他店からのデリバリー注文可。席代は300円で、菓子や乾き物などを小皿で提供する。客単価は2,000円~3,000円。

 「西小山と旗の台の系列店と同様に、地域密着をコンセプトとしている。戸越銀座にもう1店舗、カラオケができる店を今年中に出店したい」と水島さん。「人と話すのが本当に大好き。背伸びをせず、かっこつけない接客を心がけている。戸越銀座は人情がある街なので、この店をきっかけに来店客同士のつながりが広がればうれしい。ここに来れば誰かと話せると思ってもらえる場所になれば本望」とほほ笑む。

 営業時間は20時~翌3時。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、消毒液を設置し、店内を換気する。

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