とんかつ店「山古志」(品川区小山4、TEL 070-7534-2978)が武蔵小山に移転して3カ月がたった。
1988(昭和63)年に西小山で創業した同店。入居していたビルの建て替えに伴い、移転した。店主の須佐博さんは「小山エリアの飲食店で50年以上働いているので、今回の移転も武蔵小山の物件を選んだ」と話す。
場所は武蔵小山商店街パルム近くで、居酒屋跡を改装して利用する。店舗面積は約6坪。席数はカウンター7席。
マヨネーズと生卵をつけて食べる「山古志流」のとんかつは、ディナー営業時のみ提供する。「以前の店舗と比べて調理場が狭いので、大きなフライヤーが使えず一度にたくさんとんかつを揚げられなくなった。比較的回転が落ち着く夜の時間帯だけ、『山古志流』で提供している」と須佐さん。
ディナーメニューは単品の「ヒレカツ」「ロースカツ」(以上1,500円)、「カキフライ」(1,000円)など。200円増しでご飯を付けられる。
ドリンクメニューは「瓶ビール(中)」(700円)、「缶ビール」(500円)、レモンサワー、ウーロンハイ、緑茶ハイ、ハイボール、レモンサワーに梅干しを入れた「山古志サワー」(以上450円)、日本酒(1合=450円)などをそろえる。
ランチメニューは「カキフライ」(1,000円)、とんかつ定食「カツライス」(900円)、「チキンカツ」「豚バラしょうが焼き」(以上800円)のほか、日替わりの「ミックスフライ」や「煮魚」(以上800円)などを用意する。全て定食で、ご飯・みそ汁・おしんこが付く。
現店舗の物件も建て替え予定で、この場所での営業は今年8月まで。須佐さんは「次の物件はまだ探している途中。8月までに小山エリア内でいい物件を見つけられたら、再度移転する予定。別のエリアに移るつもりはないので、もし近辺で見つからなければとんかつ店は引退する」と話す。
営業時間は、11時30分~13時30分、17時30分~21時。水曜定休。