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エコルとごしで「ダンボール彫刻展」 彫刻家・本濃研太さん作、動物25点を展示

「エコルとごし」広報担当者の坂下さん(左)と事業担当者の青木さん

「エコルとごし」広報担当者の坂下さん(左)と事業担当者の青木さん

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 品川区立環境学習交流施設「エコルとごし」(品川区豊町2)の1階エントランスとコミュニティラウンジで2月28日、「本濃研太ダンボール彫刻展 『エコルとごしに動物たちがやってきた!』」が始まった。主催はエコルとごし。

「マンドリル」

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 彫刻家の本濃研太さんは2003(平成15)年から「ダンボール彫刻」の制作活動を開始。作品はダンボールで成形し、アクリル絵の具で着色する。

 開催のきっかけについて、エコルとごし事業担当者の青木京子さんは「以前に本濃さんの作品を見たことがあった。本施設は天井が高く、大きなガラス窓があって開放的な空間なので、ここなら作品の力と合わせて動物たちが生き生きと見えるのではと考えて企画した」と話す。広報担当者の坂下冬子さんは「環境学習施設として、この場所で動物たちについて知り、同じ地球に生きる仲間として身近に感じるきっかけになればと思った。ほぼ100%リサイクルできるダンボール素材の可能性も知ってもらえたら」と話す。

 同施設初の大型企画展で、ユキヒョウ、マンドリル、テングザル、チーターなど25点の動物作品を展示する。作品の大きさは、本物の動物とほぼ同じサイズだという。各作品には、モデルとなった動物について解説するパネルも用意する。

 同館1階の総合案内では、展示作品に関連した「動物クイズカード」を配布する。カードに書かれたクイズを解いた人を対象に、手作り動物バッジ全6種類のうち1つをくじ引きで進呈する。

 坂下さんは「展示はオープンスペースなので、ふらっと見に来てもらいたい。昼と夜とでは、動物たちの見え方も変わってくるのでは。この作品展をきっかけに、3階の映像展示や常設展示にもぜひ足を運んでほしい」と呼びかける。

 開館時間は7時~21時30分(映像展示・常設展示やキッズスペースなどは9時~18時)。観覧無料。3月26日まで。

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