「KARAOKE BAR seven（カラオケバー セブン）」（品川区西五反田7、080-4949-4170）が五反田のTOCビル近くにオープンして2カ月がたった。

「KARAOKE BAR seven」外観

　居酒屋「くし倶楽部（くらぶ）」跡を改装した同店。店舗面積は約12坪。席数はカウンター席＝16席、ボックス席＝8席。店名は、住所の7丁目と店主・七崎琴美さんの名字に由来する。店内にはミラーボールやネオン照明を設置し、マイクスタンドを置いたステージを用意する。

　開店のきっかけについて、大井新地飲食街にあるエスニック料理店・バー「ちりバル」で日替わり店主として週2日ほど働いていた七崎さんは「日替わり店主を経験し、お客さまとコミュニケーションを取れる、こぢんまりとした飲食店ができたらいいなと考えるようになった」と話す。「この物件はカラオケができると聞いて、みんなでワイワイできるお店が作れそうだった」とも。

　セット料金は、男性＝3,000円、女性＝2,000円。時間は無制限で、基本はボトルオーダー制。ボトルメニューは、芋焼酎「赤霧島」（4,400円）、「三岳」（4,950円）、麦焼酎「銀座のすずめ」（4,400円）、「情け鶴」（6,050円）、栗焼酎「ダバダ火振（ひぶり）」（4,400円）、ウイスキー「サントリーオールド（だるま）」（5,500円）、「イチローズモルト」（時価）、「アードモア」（8,800円）、シャンパン「モエ・エ・シャンドン」（1万6,500円）、ブランデー「ヘネシー VSOP」（2万2,000円）のほか、ジン、ラム、テキーラ、ラムなども用意する。

　単品メニューは、生ビール「マスターズドリーム」、瓶ビール「サッポロラガービール赤星」（以上1,100円）、「イエガー」（1ショット＝660円）、「角ハイボール」「翠（すい）ジンソーダ」（以上880円）、チューハイ類、カクテル類、ソフトドリンク各種（以上880円）などをそろえる。カットレモン、梅干しは330円で用意する。

　フードは、2軒隣にあるマレーシア料理店「ちりばり」のメニューを注文できるほか、客自身による持ち込みや他店からの出前もできる。

　「ぜひ自分の好きな歌を歌ってほしい。ワイワイと盛り上がれる曲はもちろん、しっとりしたバラード曲も好きなので、私もお客さまにリクエストすることがある」と七崎さん。「リーズナブルで気軽な、自分が行きたいと思えるお店を作りたい。お客さま同士の輪がどんどん広がるアットホームな場を目指していく」とほほ笑む。

　営業時間は19時～翌3時。「ちりばり」のメニュー注文は21時30分まで。