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三田に海鮮丼の店「うみさち」 だしのジュレで味付け、元証券マンが考案

(左から)店主の岡田美幸さんとマネジャーの山口浩一さん

(左から)店主の岡田美幸さんとマネジャーの山口浩一さん

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 海鮮丼店「醤油(しょうゆ)をかけない海鮮丼 うみさち」(港区三田3、TEL 080-4864-9980)が、三田駅近くにオープンして2カ月がたった。経営はAROUND TABLE(アラウンドテーブル、港区)。

「醤油をかけない海鮮丼 うみさち」店内

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同店は、白金で営業していたデリバリー専門店「醤油をかけない海鮮丼 江戸前海幸」と「本まぐろ、生うに。白金海鮮」のメニューを統合した店で、初の実店舗。ベーカリー「つむぎ」跡を改装し、内装は和風過ぎないカジュアルでモダンな雰囲気に仕上げた。店舗面積は12坪、長細い物件のため席はカウンターのみ9席。

 店主の岡田美幸さんは証券会社で働いていたが、衣食住に関わる仕事がしたいと脱サラ。すしの学校に通い、すし店で経験を積んだという。出店の経緯について、岡田さんと共に店を切り盛りするマネジャーの山口浩一さんは「デリバリー販売はお客さんの顔が見えない。より多くのお客さんに喜んでもらおうと、デリバリーやテイクアウト営業に加え、実店舗のオープンを決めた」と話す。

 同店の海鮮丼はしょうゆをかけず、かつおだしのジュレで味付けする。海鮮丼は、「まぐろとサーモンの宝石丼」(1,580円)、「三色丼」(1,580円)、「アボカドサーモンまぐろ丼」(1,480円)など24種類。少し残した海鮮丼に熱いかつおだしをかけ、しめとして食べる「だし茶漬けセット」(海鮮丼にプラス100円)も用意する。「昆布締め真鯛の特上宝石丼」(3,080円)や「本まぐろ赤身と中トロの特上宝石丼」(3,880円)は金曜・土曜の夜のみ販売する。

 トッピングは、「まぐろ増量」(200円)、「温玉」(200円)、「生うに」(時価)、「食べるラー油」「ユッケソース」(以上100円)など。サイドメニューは、「いくらちょっぴり山かけねぎとろ」(980円)、「ネバネバアボカドサラダ」(660円)など。ドリンクメニューは、日本酒の一合瓶(900円)やビールを用意する。海鮮丼、サイドメニューはテイクアウトとデリバリーに対応し、ジュレを別添えする。

 山口さんは「お客さんが実際に食べている様子を初めて見ることができてうれしい。地域の皆さんに愛されるお店に育てていきたい」、岡田さんは「旬の食材を使って、節分には恵方巻き、桃の節句にはバラちらしなど、今後は季節のメニューも提供していきたい」と意気込む。

 営業時間は、11時30分~15時、17時~21時。水曜・日曜定休。

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