「本格焼鳥五反田富士屋」(品川区西五反田1、TEL 03-5747-9680)が1月18日、池上線五反田高架下にオープンした。運営はMountainBull(マウンテンブル、新宿区)。
都内を中心にもつ焼き店を展開する同社の新業態1号店。店舗面積は39坪。席数は約80席。「焼肉ホルモン木々家」跡を居抜きで使い、焼き鳥をメインに提供する。
同社は五反田で2019(平成31)年から「もつ焼き 五反田ふじ屋」(同)を運営。国内外食事業本部本部長の新里幸大さんは、「ふじ屋の手応えから、五反田で店を増やすことを考えていたところ、席数の多い物件が見つかり出店に踏み切った。もつ焼きより高価格帯の新業態として、今後の展開を考えていきたい」と話す。
肉の水分管理で鮮度を維持するという串焼きは、「ねぎま」「フリソデ」(以上242円)、「まるハツ」(220円)などを提供する。一品料理は、「塩もつ煮込み」(649円)や「上ガツ刺し」(759円)、「タンユッケ」(869円)、「ミノチャンジャ」(539円)、「タコスサラダ」(869円)などをそろえる。
「自家製中華そば」(935円)のスープには豚足の煮だしを使う。麺は煮干しを練り込んだ太麺。新里さんは「スープは自家製で、麺は製麺所に特注している。『五反田ふじ屋』が提供しているラーメンとは異なる味なので、ぜひ試してほしい。麺の重さは200グラムだが、締めに1人で食べる人もいる」と話す。
ドリンクは、生ビール(549円)、「富士ハイボール」(439円)、「名物生レモンサワー」(549円)、「宇治抹茶ハイ」(549円)、サワー(439円~)、焼酎、ホッピー(以上、各549円)などを用意する。
想定客単価は約4,000円。
オープン当日はちんどん屋に近隣を練り歩いてもらい、昼休み中のオフィスワーカーに開店をアピールした。新里さんは「連日満席になり、五反田の飲食店として規模感や価格帯でちょうどいい位置を取れているのではと感じる。このエリアで一番使いやすい店を目指したい」と話す。
営業時間は16時~24時(土曜・日曜は15時から)。