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「屋形船で芸者遊び」人気に-女形芸者・栄太郎さんらが舞を披露

「屋形船でお座敷あそび」に乗船する女形芸者、まつ乃屋の栄太郎さん。

「屋形船でお座敷あそび」に乗船する女形芸者、まつ乃屋の栄太郎さん。

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 屋形船やクルーザーの運営で観光業を営んでいる船清(品川区北品川1、TEL 03-5479-2731)が企画した「屋形船でお座敷あそび」が人気を呼んでいる。

大井埠頭の景色なども楽しめる「屋形船でお座敷あそび」。

 同コースは、芸者が屋形船に乗船し、お座敷の雰囲気とお台場の夜景、刺身の船盛りや天ぷらなど旬の素材を使用した料理が楽しめる。屋形船でお座敷遊びをスタートさせたきっかけは、1月~3月の閑散期に利用客を呼び込むため。同イベントを企画した女将の伊東陽子さんは「2人から利用できる『乗り合い乗船』なので、個人で気軽に申し込める。普段体験できない目新しさもあって若い女性にも好評」と話す。

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 乗船する芸者の1人は、大井海岸の芸者置屋「まつ乃屋」(品川区)の女形芸者・栄太郎さん。栄太郎さんの繊細な舞いや色気を見るために、遠方より駆け付ける利用客もいるという。当日は、舞の披露や「こんぴらふねふね」「お宮の松」といったゲームを行い、大井埠頭やレインボーブリッジなどの夜景スポットを巡る。

 同社は1945(昭和20)年、ノリの養殖業として開業。当時「品川沖」と呼ばれていた海では、盛んにノリの養殖が行われていた。1947(昭和22)年の品川埠頭建設工事で養殖場が埋め立てられのを機に釣り船宿へと業態を転換。しかし、魚の激減によって釣り船の客足が鈍くなり、1988年から屋形船を導入した。以来、海外や地方からの利用客をメーンターゲットに、観光業を展開している。

 伊東さんは「閑散期に価格を下げて利用客を呼び込むのではなく、付加価値をつけることで観光の目玉を作ろうと考えたのがそもそものきかっけ。津軽三味線の演奏などさまざまなサービスを検討した結果、『芸者遊び』なら自信を持ってお勧めできると考えた。今後も屋形船の内装や料理にこだわり、サービスを追及していきたい」と意気込む。

 同企画の開催日は今月21日、28日、3月7日。時間は17時~19時30分。料金は10,500円で、定員は120人。

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