キッズ用サイト「サークルリンク」に仕事体験型コンテンツ-9社が協力

「お仕事タウン」の街開きセレモニーで行われたテープカット。右から、同サービスプロデューサーの桝井大輔さん、「1日市長」の坂下千里子さん、バンダイナムコゲームスの石川祝男社長、「応援団長」のマギー審司さん。

「お仕事タウン」の街開きセレモニーで行われたテープカット。右から、同サービスプロデューサーの桝井大輔さん、「1日市長」の坂下千里子さん、バンダイナムコゲームスの石川祝男社長、「応援団長」のマギー審司さん。

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 バンダイネットワークス(品川区東品川4)、バンダイナムコゲームス(同)、東急エージェンシー(港区)の3社は3月27日、子ども向け情報共有サイト「サークルリンク」の新規コンテンツ「サークルリンクお仕事タウン」のサービスを開始し、同日バンダイナムコゲームス本社で街開きセレモニーが開催された。

「お仕事タウン」の応援に駆けつけた坂下千里子さん(右)とのマギー審司さん。

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 「サークルリンク」は小学生を中心に38万人以上が会員登録している無料のインターネットサービス。サイト内で、同世代の友達と日記や掲示板で情報交換が可能。「勉強」「趣味」などのサークルを設置し、利用者はゲームやマンガでサービスを楽しめる。運営はバンダイネットワークス。

 今回、同サービス内にオープンした「お仕事タウン」は、インターネット上の仮想都市。「オフィスエリア」「商業エリア」「臨海エリア」「エコエリア」「パブリックエリア」の5つのエリアで構成され、各エリアに実在する企業の仕事体験ゲームが配置されている。

 協力表明をしている企業は、エイベックスの(港区)の音楽制作事業部の一つ「tearbridge production」、大塚製薬(千代田区)、東京書籍(北区)、東芝(港区)、野村證券(千代田区)、バンダイナムコグループ(品川区)、光が丘動物病院グループ(練馬区)、ベネッセコーポレーション(岡山県岡山市)の9社。

 「オフィスエリア」にある「tearbridge production」では作詞体験、「野村證券」ではキッズアナリストを目指すための経済や金融に関するクイズ、「臨海エリア」の「バンダイナムコグループ」ではゲームクリエーターを目指すゲームなど、各企業の特性を生かしたサービスを用意する。

 街開きセレモニーでバンダイナムコゲームスの石川祝男社長は「企業との連携による今までにないサービス。子どもたちに新たな感動を提供できれば」とあいさつ。「お仕事タウン」の応援ゲストとして「1日市長」の坂下千里子さんと「応援団長」のマギー審司さんも来場。昨年11月に女児を出産した坂下さんは、子を持つ親として「経済のことなど聞かれても答えられないのでありがたい。私も一緒にやりたい」と話す一方、マギー審司さんは「ぜひマジシャンという職業も扱ってほしい」とも。

 同サービスのプロデューサー、桝井大輔さんは「夢を持つと毎日が楽しくなると思うので、お仕事タウンを通じて子どもたちに夢を見つけてほしい。現段階で協力企業は9社だが、今後1年以内に18社、3年で50社を目指す」と話す。

 「お仕事タウン」の初年度延べ来場者数は200万人を見込む。

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