武蔵小山に8月2日、本格的なイタリアンレストラン「リストランテ・フィーロ」(品川区荏原4、TEL 03-3785-0989)がオープンした。
同店は、オーナーシェフの尾高都仁さんが17年の料理人生の集大成として開業。黒と白と赤を基調とした内装はニューヨーク・モダンをイメージしているという。店舗面積は12坪で、席数は18席。
メーンメニューは、本格的なイタリアン約22種類。尾高さんの「おすすめ」は、「前菜の盛り合わせ」(1,600円)、「新イカを使ったイカスミソース リングイネ」(1,400円)、「フランス産 鴨モモ肉のコンフィ」(1,800円)、「ローマの定番 アマトリチャーナ」(1,200円)、「冷製 ラタトゥイユ」(650円)など。客単価は、ランチ=1,000円、ディナー=3,000円。
ドリンクメニューは、イタリアワイン「バローロ」(6,800円)をはじめ、「モンテベッロ・スプマンテ・ブリュット・ビアンコ」(2,800円)、「アスティ」(3,500円)、「ランブルコ・ロッソ」(2,300円)など23種を用意する。「バローロを都心で飲むと1万円はかかるが、当店では7割程度の価格に抑えている」(尾高さん)。
「赤字覚悟だが、武蔵小山に合わせた価格設定を意識した。武蔵小山という親しみやすい街で本格的なイタリアン料理を気軽に楽しんでほしい」と尾高さん。今後については、「地元の人たちに店のコンセプトが伝わるまで時間がかかるかもしれないが、地域密着型の店づくりを目指す。軌道に乗れば、駅前などの好立地でカフェを開きたい」と夢を語る。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~23時30分。水曜定休。