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「202X年の品川」テーマにトークイベント-品経文化センター第1弾

会場は満席。参加者らは市川教授の話に聞き入った

会場は満席。参加者らは市川教授の話に聞き入った

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 品川駅港南口近くの「コクヨ エコライブオフィス品川」(港区港南1)で1月21日、トークイベント「202Xの品川ワーク&ライフスタイル」が開催された。主催は品川経済新聞(以下、品経)、協力はエコ+クリCafe。

「品川の未来」について語る市川宏雄明治大学教授

 同イベントは、「品経文化センター」の第1弾。経済・ビジネス~カルチャー分野のエキスパートを迎え、トークを中心としたイベントを展開する。初回は、「山手線に新駅ができる本当の理由」(メディアファクトリー)著者の市川宏雄明治大学教授をゲストに招いた。来場者数は62人。

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 メーントークは講義形式で行われ、市川教授は対東京、対世界の視点から品川の未来について解説。まず、「品川車両基地の再開発」や「アジアヘッドクオーター特区(国際戦略総合特区)」など、今後品川に訪れる街の変化について説明した。

 その後、世界主要都市ランキングにおける東京の位置付けや、東京をシンガポールや香港、上海など、成長著しいアジア各国の都市と比較し、東京の都市としての強みと弱みについて分析。なぜ東京の発展が日本の経済成長につながるのか、その鍵を握るのはなぜ品川なのかについて熱弁を振るった。参加者の中には熱心にメモを取りながら耳を傾ける人の姿も。

 トークライブの最後に市川教授は、「品川をどう開発していくかは、東京だけでなく日本の未来がかかっている。今ここにいる皆さんは周辺の企業や住民として、考える必要がある」と力を込めた。

 質問タイムでは「高輪エリアはどう変わっていくべきか」「品川で起きる国際化の方向性が心配」など、市川教授にアドバイスを求める声も。市川教授は、「高輪も代官山のように何らかの変化が起こることは確実」「品川の国際化は世界のグレードと戦う国際化。楽しみだと思った方がいい」とそれぞれ回答。参加者の品川エリアに対する関心の高さがうかがえた。

 イベント冒頭と後半では、宮脇淳・品経編集長が品経や品経文化センターについて説明。2012年に人気の高かった記事ベスト10やインターネットで注目を集めるニュースについても解説した。「ネットで反響のある記事として、最近公開した『武蔵小山のおっぱいラーメン』の事例を紹介し、笑いを取ろうと狙った。しかし、思いがけず皆さん真顔で聞き入ってくれ、その真剣な雰囲気に飲まれた部分もあった。まだまだ精進が足りない」と反省の弁。一方、「初めての試みだったが、満員御礼になったことで弾みがついた。ぜひ第2弾、第3弾につなげていきたい」とも。

 イベント終了後は懇親会も開催。参加者からは「品川ローカルから日本、世界につながる内容で興味深かった」「品川の発展に期待したい」といった声が上がった。参加者同士の交流も活発に行われ、今後の品川の可能性について意見交換をする姿も見られた。

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