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泉岳寺に焼き鳥フルコースの店「瀧口」-メニューは月替わりで

店主の瀧口さん(中央)とスタッフ

店主の瀧口さん(中央)とスタッフ

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 都営浅草線・泉岳寺駅近くに9月1日、焼き鳥店「瀧口」(港区高輪2、TEL 03-6684-3840)がオープンした。店舗面積は23坪、席数は23席。

「瀧口」の内装

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 店主は、約20年の飲食業経験を持つ瀧口雄吾さん。地元の大阪で18歳から和食料理店に勤務し、30歳で上京。イタリアンや創作料理店の経営に携わった後、開業に至った。

 泉岳寺駅近くに店舗を構えた経緯について、瀧口さんは「泉岳寺駅から品川駅までのエリアは、山手線新駅の建設に向けて活気づいている場所。今後のさらなる発展に期待した」と話す。「日本史が趣味で、泉岳寺エリアは昔、忠臣蔵の史跡巡りで訪れたことがあった。物件を見つけたときは縁を感じた」とも。

 メニューは、月替わりのフルコースメニュー(4,800円)のみを用意。「琥珀コンソメスープ」「レバーのパテ 自家製ブリオッシュを添えて」「自家製つくねとかしわ」「和牛の一口コロッケ」「鴨(かも)とフォアグラのねぎま」「土鍋釜炊きご飯」など、約14種を提供する。

 「お客さまが召し上がる様子やドリンクを飲むタイミングなどを見て量を調節したり、料理の順序を変えたりすることで、最後までおいしく食べてもらえるよう工夫している」(瀧口さん)。提供時間はおよそ2~3時間。

 アルコールはカリフォルニアワインを提供。「ジラソーレ・シャルドネ」(4,800円)や「ハイランズ・ジンファンデル」(7,500円)、「メリー・エドワーズ ソーヴィニョンブラン」(1万円)など。産地で分類したワインリストを用意する。

 「泉岳寺に骨を埋める気持ちで出店した。まずは地域住民や近隣のビジネスパーソンに来ていただきたい」と瀧口さん。「低カロリーでヘルシーな焼き鳥料理を提供している。黒を基調にしたシックで落ち着いた空間で、こだわりの料理を楽しんでいただければ」とほほ笑む。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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