都営地下鉄三田駅近くにエスニックバル「ティット」(港区芝5、TEL 03-6809-6158)がオープンして2カ月がたつ。運営は飲食店のブランディングプロデュースや食品開発などを行うSAL(品川区西五反田2)。
居酒屋「大安吉日」跡を居抜きで使う同店。店内は白と青を基調に、フラワーショップ「COCHON」(渋谷区)によるドライフラワーの装飾や、アーティスト「SENEKT」によるペインティングを施す。総店舗面積は30坪、席数はテーブル席36席、カウンター席14席。
オーナーの渡辺直也さんは、「コンセプトは『誰にでも楽しめるエスニック』。エスニック料理といえば辛味や酸味のイメージが強く、好き嫌いが分かれやすい。当店では味を生かしつつ、より多くの人に楽しんでもらえるようなメニュー作りを心掛けた」と話す。
フードメニューは、中華風ソースで炊いた豆腐に野菜と鶏ミンチを和えた「豆腐サラダ」(720円)やシンガポール風の薬膳フード「スープ肉骨茶(パクテー)」(900円)、「ティット唐揚げ」(650円)、「チャイニーズパッタイ」(850円)、「ガパオライス」(820円)などを用意する。一部メニューはパクチー抜きのほか、追いパクチー(500円)も対応可。
ドリンクメニューは、ワイン専門店「THE WINESHOP.TOKYO」が選んだエスニック料理に合うビオワインを取りそろえる。「ルナーリア・マルヴァジア」や「ル・タン・デ・ジタン・シラー」(以上グラス=550円)、「プラス・デュ・コスト」(グラス=650円、ボトル=3,100円)、「オレンジ・バイ・マリアーノ」(グラス=980円、ボトル=5,800円)など。そのほか「梅ラッシーハイ」や「ライムパクチサワー」(以上580円)「水出し蓮茶ハイ」(450円)などを用意する(以上税別)。
ランチタイムには、メイン料理にサラダ、ドリンク飲み放題が付くセットメニューを提供する。メイン料理は「ティット唐揚げ」や「シンガポールチキンライス」「キャラメルポーク」「ガパオライス」(850円)など。テークアウト可。客単価は、ランチ=850円、ディナー=3,500円。
「プロジェクターがあるので、貸し切りパーティやパブリックビューイングにも対応できる」と渡辺さん。「皆さんが想像するエスニック料理とは一味異なる、食べやすくておいしいメニューを用意している。エスニックが好きな方はもちろん、苦手な方もぜひご来店いただければ」とほほ笑む。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~23時(土曜は22時まで)。日曜・祝日定休。