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立会川の龍馬像が手作りマスク着用 イベント中止も「商店街を忘れないで」

マスクを着けた「立会川の坂本龍馬像」

マスクを着けた「立会川の坂本龍馬像」

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 「立会川の坂本龍馬像」(東大井2)が、手作りのマスクを着けて新型コロナウイルス感染症予防をアピールしている。立会川駅前の商店街・立会川龍馬通り繁栄会の取り組み。

 龍馬像があるのは、立会川駅近くの石畳み通り沿い、北浜川児童遊園の敷地内。2004(平成16)年に高知市が同町会に寄贈し、2010(平成22)年には老朽化によって新たにブロンズ像「20歳の龍馬」が建てられた。立会川には土佐藩の浜川砲台があり、坂本龍馬が警備に加わったという説が残っている。

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 龍馬像がマスクを着けたのは4月末から。同商店街の副会長が他の地域のニュースにヒントを得て、発案したという。

 広報担当で「ヤマキいとう」(東大井2)番頭の菊池利男さんは「新型コロナウイルス感染症予防のため、商店街を盛り上げる活動がしにくい中、龍馬像を見慣れている人にも改めて注目してもらいたかった」と話す。

 マスクは商店街のスタッフによる手作りで、素材にはタオルを使う。足下には「私たちはコロナに負けないぜよ!」というメッセージを日英併記で記した。通り掛かった人がマスクに気付き、ほほ笑んだり写真を撮ったりする姿が見られるという。

 「商店街は休業の店が多いものの、テークアウトなど各店独自の取り組みも見られる」と菊池さん。5月に予定していた毎年恒例の「りょうくんと五月祭り」が中止となり、今後のイベント開催のめども立っていないという。

 「医療関係者に感謝しながら、自分たちも予防に努めたい。これまで商店街のイベントに足を運んでくれた方々や龍馬ファンも、どうか商店街を忘れずに健康でいて」と願う。

 龍馬像は、新型コロナウイルス感染症が収束するまでマスクを着けている予定。