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武蔵小山に居酒屋「めしや チュウニカイ」 そば居酒屋で学んだだしを使う

店主の中畑繁男さん

店主の中畑繁男さん

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 和食居酒屋「めしや チュウニカイ」(品川区荏原3、TEL 03-6674-1383)が10月17日、武蔵小山にオープンした。

「めしや チュウニカイ」入り口

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 場所は「WATANABEビル」の中2階。「おばんざい処(どころ) 真清(ますみ)」跡を改装して利用する。店舗面積は約16坪。席数はテーブル=26席。店内は木目を基調としたインテリアに、盆栽や1960年代のR & Bのレコード、花店「nico flower」(小山4)のフラワーリースやアレンジメントなどを飾る。

 店主の中畑繁男さんは、HIPHOPメインの作曲家として活動していた経歴を持つ。約10年前から武蔵小山のそば居酒屋で働き、独立開業した。開店の経緯について、中畑さんは「一度きりの人生。自分で店を開くことでモチベーションがさらに上がり、自分自身も楽しいのではないかと思った。音楽も飲食も人を喜ばせるものなので、幼いときからどちらかをやろうと考えていた」と話す。

 ほとんどのメニューに、そば居酒屋で取り方を学んだだしを使う。メニューは、「トマト出汁(だし)漬け」(550円)、「きのこ餡(あん)の茶碗蒸し」(680円)、「和牛ザブトンのユッケ風」(1,900円)、「焼売(シュウマイ)」(2個=780円)、「アジフライ」(600円)、「雲仙ハムカツ」(780円)、「お刺身盛合わせ3種」(1人前=800円)など。ご飯物は、「土鍋ごはんイクラのせ」(1,900円)、「土鍋で炊いた銀シャリ」(1,000円)などを用意する。

 アルコールメニューは、「アサヒマルエフ」(600円)、「ブラックニッカハイボール」(450円)、「サントリー角ハイボール」(580円)、「蕎麦(そば)焼酎 玄庵」「芋焼酎 二階堂」(以上550円)、「大那」「刈穂」(以上890円)、「新政エクリュ」(1,300円)、自家製の「レモンサワー」「キウイサワー」(以上580円)など。ナチュールワインは、「本日のグラス」(900円)とボトル(3,500円~)で提供する。

 客単価は約4,000~5,000円。

 「冬はすっぽんを使った料理も提供していきたい。まずは地元の人に長く愛してもらえるよう、楽しい店作りができたら」と中畑さん。「今はコミュニティーやつながりを強化していくのが大事な時代だと思う。今後は異なる価格帯の店をいくつかオープンして、同じお客さんが店を使い分けてくれるようになったら」と意気込む。

 営業時間は17時~24時。月曜定休。

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