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戸越銀座に総菜店「咲菜」 関東初の路面店、2階にイートインスペースも

スーパーバイザーの堀内敦美さん(左)と店長の内藤なつ美さん

スーパーバイザーの堀内敦美さん(左)と店長の内藤なつ美さん

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 手作り総菜店「咲菜(さかな) 戸越銀座店」(品川区平塚2-16-3、TEL 03-3788-0961)が2月13日、戸越銀座商店街にオープンした。経営は千惣(ちそう、大阪市)。

「咲菜 戸越銀座店」外観

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 「たんと!キッチン 戸越銀座店」跡で、店舗面積は約69坪。2階に38席のイートインスペースを設ける。落ち着いた色味の壁や床、木材のテーブルなど、家庭料理のような柔らかい雰囲気をコンセプトに改装したという。

 「咲菜」は「美味(おい)しい、安全安心、健康」をモットーに掲げる総菜店で、関西地区を中心に36店舗展開する。関東でも路面店のオープンを検討していたところ、戸越銀座商店街に条件に合う物件を見つけたという。品川区内初出店で、関東地区の路面店1号店。

 同店スーパーバイザーの堀内敦美さんは「いつ誰が来ても欲しい物がある店でありたい。店内で毎日作り、素材の味を生かした作りたての総菜を提供している。旬の物を先取りせず、旬の時期に出していく」と話す。店長の内藤なつ美さんは「だしをベースにした優しい味は、人と人との距離が近く感じられる戸越銀座の温かい雰囲気に合っていると思う」とほほ笑む。

 総菜は常時20~30種類を提供する。毎日店で煮出しただしを使う関西風の「特製だし巻き玉子」(1切れ=259円、半分=496円、1パック=993円)のほか、「ロールキャベツ」(1個=453円)、「里芋の煮物」(100グラム=324円)、「テリヤキチキン」(100グラム=378円)、「ケチャップソースのハンバーグ」(1個=442円)、「さばの竜田揚げ」(100グラム=430円)、「国産さばの塩焼き」(1切=432円)など。

 弁当は「スペシャル弁当」(1,078円~)、「日替わり弁当」(798円~)、日替わり弁当より一回り小さい「SAKANA弁当」(560円~)など。ご飯は後入れする方式で、白ご飯、十穀ご飯、玄米入りご飯から1種類を選ぶ。3と7が付く日は「咲菜の日」として、弁当の価格を50円引きする。そのほか、薩摩赤玉を使った「玉子プリン」や薩摩知覧抹茶を使った「抹茶プリン」(以上216円)、冷凍総菜、千惣オリジナルのマヨネーズやドレッシングなども販売する。

 購入後は2階のイートインスペースでの飲食が可能。弁当を温める電子レンジを備え、「丹波黒豆茶」を無料で提供する。

 「お客さんからは、『味が優しいから飽きない』『しんどい時にこういう店があると助かる』といった声を頂いている。今年2月には日本の農水畜産業を応援する『ごはんを食べようプロジェクト』をスタートし、今年はお米に関するさまざまな企画を開催していく予定」と内藤さん。堀内さんは「ゆっくり地域の皆さんに愛される店になっていけたら。今後は関東地区でも路面店を増やしていきたい」と意気込む。

 営業時間は10時30分~20時30分。日曜定休。

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