総菜・弁当店とスタンディングバー「atlas(アトラス)」(品川区小山4)が武蔵小山駅近くにオープンして1カ月がたった。
空調設備業者が入っていた物件を全面改装し、店内にはコの字型カウンターを設置した。店舗面積は6坪。スタンディングで最大15人程度が入店でき、椅子も数脚用意する。
店は、店主の金井暁(こう)さんと妻の理恵子さんで運営する。昼は理恵子さんが作る総菜・弁当のテイクアウト販売、夜は暁さんがイタリアワインやサワー、タパスを提供するスタンディングバーの二毛作営業を展開する。
暁さんは、武蔵小山のピッツェリア「La TRIPLETTA(ラ・トリプレッタ)」(小山3)の店舗マネジャーとして、2014(平成26)年の立ち上げから今年8月まで勤務。理恵子さんは料理人で、「RIEKOVENTO」の屋号で弁当の販売やケータリングサービスを手がけていたという。
「1人で回せる小さい路面物件を探していた。武蔵小山には飲み歩き文化と人を大事にする気風がある。飲食業の仲間の来店や、『La TRIPLETTA』のお客さまが同店に行く前後で利用してくれることも見込んで、近隣への出店を決めた」と暁さん。
日中は、日替わりメニューの主菜2種、副菜4種を盛り合わせた弁当(1,000円)を販売する。総菜単品は300円。ケータリングにも対応する。
夜営業のドリンクは、イタリアワインを中心とした白・赤・スパークリング(700円~)、生ビール、ハイボール、「徳島すだちサワー」、「イタリア塩トマトハイ」(以上700円)などをそろえる。フードは、「本日の前菜盛り合わせ」(1,400円)、「りえこコロッケ」(300円)、「本日のパスタ」(1,400円)、「牛すじスパイス一口カレー」(800円)などを提供する。
「アトラス」は、ギリシャ神話に出てくる天球を支える巨人の名前で、医学用語では頭蓋骨を支える首の骨「第一頚椎(けいつい)」を意味する。「そこにちなんで店名にした。武蔵小山の飲み歩き文化のつなぎや支えになっていきたい」と暁さん。「屋号にはあえて、『立ち飲み』や『居酒屋』といったカテゴライズするような言葉を付けなかった。その時々のニーズによってドリンクやフードをオーダーしてもらえたら」と話す。
営業時間は、弁当・総菜販売=11時~15時(土曜・日曜・祝日は12時から)。スタンディングバー=17時~24時。水曜定休。