五反田で55年間続いた中華料理店が移転オープン-ビル解体で

3代目で副料理長の天野朋幸さん(左)と店長の李俊源さん(右)。現在利用客に進呈しているオリジナルのエコバッグを手に。

3代目で副料理長の天野朋幸さん(左)と店長の李俊源さん(右)。現在利用客に進呈しているオリジナルのエコバッグを手に。

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 五反田のゆうぽうと近くに7月26日、「中華ダイニング 辰巳家」(品川区大崎4、TEL 03-3491-3441)が移転オープンした。

「中華ダイニング 辰巳家」の外観

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 JR五反田駅西口前で55年間営業していたが、ビル解体による立ち退きのため6月30日にいったん閉店。もともと自転車置き場だったという6階建てビルの1階と2階で新たなスタートを切った。席数は40席。

 主な利用客は近隣のサラリーマン。昔から変わらないレシピで作るギョーザ(451円)をわざわざ食べにくる常連客も多いという。メニューは春巻き、シューマイ(以上609円)、焼き豚(892円)、「空心菜(干しエビ入り)」(630円)、「海老マヨ」(840円)などを用意。ドリンクは紹興酒(グラス=630円)、老酒(小瓶=609円)、杏露酒(グラス=630円)などのほか、「開店50周年時のキャンペーンがそのまま続いている」という生ビールを14時から350円で提供するサービスも。

 ランチは、「ラーメン&丼」「チキンの香り揚げ」「海老チリ」と週替わりで提供メニューの4種各700円で提供する。

 同店3代目で副料理長の天野朋幸さんは、約8年間イタリア料理店に勤めていた。「移転にあたり新しい店も考えたが、せっかく長く続いた味を変わらず提供していきたいと思った。これからも看板を守り続けていきたい」と話す。

 現在オープン記念として、利用客に同店オリジナルのエコバッグを進呈している。

 営業時間は11時~23時。日曜定休。

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