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洗足のビールパブが「ホワイトハウス」のビール再現-そのお味は?

店主の小畑昌司さん

店主の小畑昌司さん

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 東急目黒線・洗足駅近くのビールパブ「Brew PUB PANGEA(ブルー パブ パンゲア)」(品川区小山7、TEL 03-3782-7699)は10月24日より、ホワイトハウスで醸造されているビールを再現した自家製ビールを提供している。

「ハニーエール」と「ハニーポーター」

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 きっかけは、オバマ米大統領が8月にホワイトハウスで特製ビールを醸造していることを公表したこと。その後、米国のビール愛好者らがレシピの公開を求め、9月にホワイトハウス公式サイトで明らかにされた。

 品川区で初となる発砲酒造免許を取得し、自家製ビール(税法上は発泡酒)を提供する同店店主の小畑昌司さんは「ニュースを見て、どんなビールなのか飲んでみたいと思った。思い立ったらすぐに取り組めるのは、小さな店だからこそ」と話す。

 オリジナルレシピではホワイトハウス内で採れた蜂蜜を使うが、日本では調達困難なため、別の蜂蜜を使用。同時に、ホップや酵母など、同一のものの入手が難しい場合は類似する品種で代用した。「味が完全に一致しているかは本物を飲んでいないから分からないが、レシピを見ればおおよその味は分かる。雰囲気は再現できた」と小畑さん。

 レシピが公開された「ハニーエール」と「ハニーポーター」を2種類とも製造した。前者はビールの苦みがありつつも、蜂蜜のほんのりとした甘さがあり、後者は苦味がなく優しいマイルドな味だという。135本を作り、発売から1週間で35本を販売した。価格はどちらも店内=700円、持ち帰り=500円。

 「1日に2~3本は注文が出ている。一度飲んだ人が友人にプレゼントするために購入していったり、リピーターがいたりと、反応は上々。予想よりも早いペースで売れている」と話す。「今後も面白いビールを作っていきたい」と笑う。

 営業時間は18時~翌1時30分(日曜・祝日は17時~23時)。

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