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品川・洗足のビールパブが「自ビール」提供-15カ月かけ発泡酒造免許取得

「自ビールパブ パンゲア」の主人・小畑昌司さん

「自ビールパブ パンゲア」の主人・小畑昌司さん

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 東急目黒線・洗足駅近くの「自ビールパブ パンゲア (PANGAEA)」(品川区小山7、TEL 03-3782-7699)が自家製ビールを発売して約4カ月が過ぎた。

「自ビールパブ パンゲア」の店内

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 同店を一人で切り盛りするのは店主の小畑昌司さん。バー、居酒屋、ホテルなどのサービス業を経て、イギリスへ行きパブの文化に触れ、帰国後の2004年8月に店を開いた。これまで国内100カ所の地ビールを提供してきたが、「ここでしか飲めない個性的なビールを作りたい」との思いから、品川区で初の発泡酒造免許を取得。昨年8月、6周年に合わせて自家製ビール「自ビール」の提供を開始した。

 「通常であれば、店がオープンする前の設計段階から免許の申請を行う。店を開いて途中から醸造を開始するケースは前例がなく、免許を取るまで通常4カ月程度のところ15カ月かかった」と小畑さん。店舗面積は約14坪で、席数は23席。

 提供する「自ビール」は、日本人になじみ深いビールの味を表現した「洗足ゴールド」、リンゴをメーンとした「ライオン・サイダー」、イギリススタイルのビール「サムアップビター」、かんきつ系のポップの香りのアメリカンスタイルビール「洗足イチョウ並木」の定番4種と時期によって変える1種を用意。価格は全て、ハーフパイント=500円、1パイント=1,000円。

 ビール作りに専念するため、ナッツ、スナック類(300円~)以外のフードメニューは置かない。持ち込みは可能。

 利用客の反応について、「面白いと興味を持っていただいているが、もっと腕を上げておいしいビールを提供したい」とし、「8~9割のお客さまが地元の方。今後は品評会で賞を取るようなビールを作り、地元の名物にすることで洗足を盛り上げていきたい」と意気込む。

 営業時間は、月曜~土曜=18時~翌1時30分、日曜・祝日=17時~23時。

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