白金高輪にフレンチ「ラ クープ ドール」-フランスからシェフ呼び戻し開店

伊佐さん(写真左)と坪香さん(写真右から2番目)とスタッフ

伊佐さん(写真左)と坪香さん(写真右から2番目)とスタッフ

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 白金高輪駅近くのオフィスビル「白金高輪ステーションビル」(港区白金1)1階に8月2日、フレンチレストラン「La Coupe d’Or(ラ クープ ドール)」(TEL 03-5793-5022)がオープンした。店舗面積は58坪、席数は42席。

「榎本さんが育てた味わい野菜のコンポゼ」

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 白金高輪を選んだ理由について、同店メートル ドテル(サービス責任者)の伊佐貴弘さんは「白金周辺は閑静な住宅街で、住んでいる人も上品な人が多い。街の雰囲気が店のイメージとマッチした」と話す。「価格帯は他店に比べ、低く設定している。ビストロまでとはいわないが、ラフでカジュアルにフレンチを楽しんでいただければ」とも。

 シェフは南フランスやパリで4年半ほど修業を積んだ坪香絢也さん。伊佐さんと坪香さんは以前から知り合いで、オープンにあたりフランスから日本に呼び戻したという。

 「30歳ころまでには日本に戻ろうかと思っていたので、ちょうど良いタイミングだった」と29歳の坪香さん。シェフをはじめ、同店のキッチンスタッフは20代が中心だ。「平均年齢は26歳くらい。この若さを武器に、クリエーティブで新しいフレンチを発信していく」(坪香さん)。

 メニューはコース料理のみ。ランチ(2,500円コース)は「日本各地の漁港から届いた本日の鮮魚料理」や「しっとりと焼き上げたフランス産ホロホロ鳥のローストカボチャのニョッキ添え」などのメーン料理いずれか1品と、「野菜のクロカンとアボガドディップ」や「冬瓜のヴルーテ」、デザートなど。ほか3,000円コースも用意する。

 ディナーコース(5,000円)は「榎本さんが育てた味わい野菜のコンポゼ」や「エポートルのリゾット 鴨の燻製とジロール茸添え」「ホタテのポワレとパースニップのビュレ」などで構成。

 アルコールはワイン約200種類をラインアップ。「グラスワイン(白、赤)」(900円~)など。ほか「生ビール(プレミアムモルツ)」(900円)や各種カクテル(900円~)、各種ソフトドリンク(750円)などを取りそろえる。客単価は、ランチ=2,500円~3,000円、ディナー=8,000円。

 「シェフには、フランスで学んできた技術を存分に発揮してもらっている。記念日やちょっとした食事会のときに『ここの店に行きたい』と思われるようになれれば」と伊佐さん。

 営業時間は11時30分~15時30分、18時~23時。火曜定休。

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