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西五反田にラーメン店「麺屋 彩音」 3つのメニューが柱、日本酒とのペアリングも

店長の浅井大吾さん(左)とスタッフ

店長の浅井大吾さん(左)とスタッフ

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 ラーメン店「麺屋 彩音(サイン)」(品川区西五反田2)が西五反田エリアにオープンして3カ月がたった。運営は飲食事業などを手掛けるエンドレスジャーニー(東五反田1)。

「麺屋 彩音」の外観

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 「上等カレー 五反田店」跡を居抜きで活用する。店内は打ちっ放しのコンクリート壁に、ペンダントライトをつり下げ、女性1人でも気軽に入れるカフェのような雰囲気を意識したという。店舗面積は約9坪、席数は14席。店内は禁煙。

 オーナーの畠山央至(ひさし)さんは、イタリアレストランやセレクトショップなどを経営している。開店の経緯について「新業態として好物のラーメンに注目。五反田は商業施設や居酒屋、オフィスなどがそろっており、需要が見込める」と話す。店名はロックバンドMr.Childrenの曲名から。

 ラーメンは「醤油(しょうゆ)」「塩」「煮干油そば」(以上850円)を提供する。店長の浅井大吾さんは「それぞれの味は、お世話になっている複数の店に勉強させていただいた。トッピングのチャーシューは低温調理した鶏肉と豚肉を使い、やわらかい仕上がりが特徴」と話す。

 月替わりの「限定らぁめん」(1,500円)は、「ココナツミルクを使うラーメンや鴨(かも)チューシャーをのせたバジル風味のラーメンなど、いつも新しい味に挑戦している」と浅井さん。このほか、ワンタンが付く「特製醤油」「特製塩」「特製煮干油そば」(以上1,150円)、ライス(150円)、「炙(あぶ)りチャーシュー丼」(300円)も。テークアウトとデリバリーでは、限定メニューとしてみそラーメンとタンメンを用意する。デリバリーは現在準備中。

 ドリンクメニューは、各ラーメンと日本酒のペアリングを提案し、2週間を目安に銘柄を入れ替える。「南部美人」「手取川」「ど」(以上、110ミリリットル=350円)、「新政」「一口万(ひとろまん)」(以上、同=450円)、ラーメンとのセットメニュー「特製&日本酒ペアリング」(1,500円)など。日本酒が苦手な人向けに梅酒「うぐいす」(350円)なども。客単価は、昼=1,100円、夜=1,200円。

 「味と人柄でファンをつくり、リピーターに根強く愛される店にしたい」とオーナーの畠山さん。「アットホームな雰囲気を感じてもらいたいので、お客さまの来店時は『おかえりなさい』、帰る時は『いってらっしゃい』と声を掛ける。スタッフとおしゃべりする感覚で気軽に来ていただけたら」と呼び掛ける。

 緊急事態宣言中の営業時間は11時~15時、17時30分~20時。通常の営業時間は11時30分~14時30分、18時~22時。水曜・土曜はランチ営業のみ。日曜・祝日定休。新型コロナウイルス感染症対策として、各テーブルに消毒液を配置。スタッフはマスク着用を徹底するほか、来店客へ飲食時以外のマスク着用をお願いする。

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