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しながわ水族館、ゴマフアザラシの赤ちゃん誕生で愛称の投票呼びかける

ゴマフアザラシの赤ちゃん(4月10日撮影、写真提供=しながわ水族館)

ゴマフアザラシの赤ちゃん(4月10日撮影、写真提供=しながわ水族館)

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 しながわ水族館(品川区勝島3、TEL 03-3762-3433)が4月19日から、同館で生まれたゴマフアザラシの赤ちゃんの愛称を決める投票を受け付けている。

ゴマフアザラシの赤ちゃん(2月26日撮影、写真提供=しながわ水族館)

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 赤ちゃんは2月20日、母親「ふぶき」、父親「ホシ」の間に生まれた。性別は雄。出生時の体重は5050グラムで、4月10日時点では約10キロに成長したという。

 愛称は飼育員が考えた3つの候補から選ぶ。候補名と名前に込めた願いは、「あさひ」=毎日昇る朝日のように、明るい希望となってほしい、「なぎ」=風がやんで波が穏やかな凪(なぎ)のように、優しく育ってほしい、「しぶき」=父親ホシの「し」、母親ふぶきの「ぶき」を合わせ、波しぶきに負けない強い男の子になってほしい。

 愛称の投票場所は、現在アザラシの赤ちゃんの飼育スペースとしている同館地下1階「アシカ“海のライオン”」水槽付近。設置された特設ボードの二次元コードにアクセスし、愛称候補の中から1つを選んでオンライン投票する。決定した愛称は、5月24日に同館のユーチューブチャンネルで発表する。

 同水槽付近では、今回の愛称募集に関連した展示を行う。出生時の体重を再現したアザラシの赤ちゃんのぬいぐるみを設置し、抱っこできるようにする。それぞれの体から抜け落ちた赤ちゃんの白い新生児毛と母親ふぶきの体毛の比較展示や、ごま模様に毛が生え替わる前の、白くふわふわした姿を撮影した写真パネルの展示も。そのほか、アザラシの赤ちゃんのブロマイド付き前売り入館券や、「マリンショップ シーガル」でアザラシの赤ちゃんのぬいぐるみ(Sサイズ=1,650円、Mサイズ=2,090円、Lサイズ=3,300円)などを販売する。

 飼育担当者の松戸利久さんは「赤ちゃんは現在、お母さんと一緒の水槽で過ごしており、飼育係の手から魚を食べたり、プールの中でよく泳いだり、活発な姿が見られる。飼育係が育てたこともあってとても人懐っこい性格で、体やおなかをなでられるのが好き。かわいい姿を見に来てもらい、ぴったりな愛称に投票してほしい」と話す。

 営業時間は10時~17時。投票は5月19日まで。

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