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高ゲで「まだ存在しない未来の職業展」 オカムラの特許6000件からアイデア生成

「ジェスチャーオーケストラ」体験の様子

「ジェスチャーオーケストラ」体験の様子

 「0次開発プロジェクト vol.1 まだ存在しない未来の職業展 2045」が6月18日、高輪ゲートウェイシティの複合棟「THE LINKPILLAR 2」(港区高輪2)で始まった。主催はオフィス環境事業や商環境事業を手がけるオカムラ(神奈川県)。

「0次開発プロジェクト vol.1 まだ存在しない未来の職業展 2045」会場

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 新規事業の可能性を探る同プロジェクトの取り組みの一環として、コネル(中央区)が開発したメソッド「idea Landscape(アイデアランドスケープ)」を活用し、オカムラが保有する約6000件の特許技術からAIを使って2万7900件のビジネスアイデアを生成。マップツールによる可視化やスコアリングを参考にしながらプロジェクトメンバーが精査した50のアイデアを「未来の職業」として紹介する。

 同社執行役員でオフィス環境事業本部開発創造本部本部長の佐藤直史さんは「社会に新しい価値を生み出す『0→1』の過程の初期段階を探る取り組み。AIで『0.1』のアイデアを大量に生み出し、人間がブラッシュアップすることでより多方面の可能性が生まれた」と話す。

 会場では、2045年の社会を想定した50の「未来の職業」に関するビジネスアイデアをパネル展示するほか、2カ所にプロトタイプ体験ブースを設置する。入場は事前予約制で、体験ブースの利用は別途予約が必要。いずれも同展の公式サイトで受け付ける。

 プロトタイプ体験ブースのうち「ジェスチャーオーケストラ」は、ロボットアームを遠隔操作する「データグローブ」技術を起点とした職業のアイデア。未来ではAIによって創作物の均質化が進み、かえって人間による創造性の価値が高まると仮定した。会場では専用グローブを装着し、指の曲げ伸ばしや腕の振り上げといった動作で音楽を演奏できる。

 「エンディングエディター」は、カメラやマイクの既設センサーによる画像や音声情報から空間を最適化する技術をベースに、アイデアを膨らませた「職業」。人生150年時代の到来によって生きる目的を見失う人が社会問題化する未来を仮定し、「対話によって過去の記憶や忘れていた夢を掘り起こし、人生を再編集する」という。会場では、専用ブース内でAIとのやり取りを体験できる。

 佐藤さんは「世の中の変化のスピードは非常に速い。一社で何かに取り組むのが難しい時代になってきたと感じているので、さまざまな分野のパートナーとともに新しい価値をつくっていきたい」と話す。

 開催時間は10時~18時。入場無料。6月26日まで。

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