高輪で「大鉄道博」出発式-笠井信輔さんとRAGFAIRの掛け声で

グランドプリンス新高輪で開催中の「大鉄道博」で展示されている「0型新幹線」の模型。

グランドプリンス新高輪で開催中の「大鉄道博」で展示されている「0型新幹線」の模型。

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 グランドプリンス新高輪の大宴会場「飛天」(港区高輪3)で8月1日、「夏休みファミリーフェスティバル 『大鉄道博』出発式(オープニングセレモニー)」が行われた。

「プラレール巨大ジオラマ」で、品川駅も再現。

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 同イベントは、鉄道をテーマにしたファミリーイベント。オープニングセレモニーの司会は、フジテレビアナウンサーの笠井信輔さんが務めた。笠井さんは「鉄道大好きアナウンサー」として、車両模型の音声ガイドを担当している。出発式には同イベントのイメージソングを歌うRAG FAIRが駆けつけ、会場を盛り上げた。

 RAG FAIRのメンバー、土屋礼央さんと奥村政佳さんは大の鉄道ファン。「ダイヤ改正鉄」だという土屋さんは「ダイヤ改正はまさに企業努力。鉄道はやさしさでできている」と熱く語り、「マルチ鉄」の奥村さんは小学生の頃から集めている切符のコレクションを披露した。その後、メンバーによる渋谷駅の山手線外回りの発車メロディーで同セレモニーが終了すると、次々と家族連れなどが入場した。

 展示会場では、鉄道にまつわる資料や模型、体験アトラクションなどさまざまなコンテンツを用意する。会場入り口には展示されたブルートレインは、1980年製・車掌室付B寝台車(オハネフ25形211号)の一部。これは、B寝台車として初の2段寝台を採用した画期的な車両だという。

 フルハイビジョン走行映像を使用した本格的運転士シュミレーターでは、中央線を忠実に再現。「実車映像可変速再生技術」を活用した世界初の技術を体験できる(1人1回=200円)。同アトラクション担当者は、「ポイントの音からブレーキの音まで細部にこだわった。中央線をよりリアルに感じられる」と話す。 

 リニアモーターカー「リニアGT」の体験乗車(1人1回=300円)では、4センチメートル四方、厚さ1センチメートルの磁石を1万枚敷き詰めたレールの上を約30メートル走行。体験者には、乗車証明書がプレゼントされる。

 タカラトミー(葛飾区)のロングセラー玩具「プラレール」生誕50周年を記念した「プラレール巨大ジオラマ」は、山手線と中央線をイメージ。40種類、総レールの長さ100メートルのプラレールで、東京駅、品川駅、上野駅などを再現する。

 同ホテルでは期間中、鉄道にちなんだ商品と宿泊プランを用意している。「グランカフェ パティオ」では、食堂車のまかない食として親しまれていた「八クマライス」を「ホテル風」にアレンジ。「カフェ・エーデルワイス」では1日5台限定の汽車の形をした「トレインケーキ」(1,900円)を販売する。「鉄道ルームステイ」では、鉄道グッズが豊富な客室に宿泊できる。

 開催時間は10時~17時。入場料は、一般=1,300円、高校・中学=1,000円、小学生以下=700円。8月31日まで。

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