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大井町・ゼームス坂沿いに「ボードゲーム喫茶 天岩庵」 140種を常備

店長の田村大介さん

店長の田村大介さん

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 大井町ゼームス坂沿いに8月29日、「ボードゲーム喫茶 天岩庵」(品川区南品川5)がオープンした。

「ボードゲーム喫茶天岩庵」の内装

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 和を基調とした店内には、大型のボードゲームを広げて遊べるテーブルを設置する。小上がりの座敷にはこたつ席も。店舗面積は16坪、席数は22席。

 出店の経緯について、店長の田村大介さんは「新宿や中野など、東京・山手線の西側にはボードゲームの店が多くあるが、東側などそれ以外のエリアにはまだ少ない。大井町はたくさんの人が集まる場所なので、店を構えるのにうってつけだと思った」と話す。

 所蔵するボードゲームは「カタン」や「ガイスター」、「ホテルサモア」「スルー・ジ・エイジズ」など140種をそろえる。そのうち120種は田村さんの私物で、お薦めのボードゲームはドイツの「アグリコラ」。箱庭の農場をコツコツ作り上げたときの達成感が魅力だという。

 基本料金は1時間=500円。1日フリータイム=3,000円。規定時間を過ぎてもゲームが終わらなかった場合、そのゲームが終わるまでの追加料金は徴収しない。そのほか、ボードゲームをお店に預けることで、そのボードゲームで誰かが遊んだときに所有者に割引券が付与される「ボードゲーム信託」制度も用意する。

 店内では飲食メニューも提供する。フードメニューは、日替わりの「店主の気まぐれご飯」(800円)など。ドリンクは、「オレンジジュース」(300円)や「ビール」(500円)ほか、オリジナルメニューとしてアルコールを含まない「自家製米麹甘酒」(500円)を用意する。田村さんは「和の雰囲気を楽しめる飲み物として甘酒を用意した。ゲームで疲れた頭にもぴったりではないか」と話す。

 「開店して間もないが、一緒にボードゲームで遊んでいた友人やSNSで当店を知ったお客さまが訪ねてきてくれるなど、手応えを感じている」と田村さん。「自分自身ボードゲームが大好きなので、もっと多くの人にボードゲームを認知してほしい。将来は、時間を気にせず一日中ボードゲームを楽しめるような宿泊施設を作るのが夢」と笑顔を見せる。

 営業時間は14時~22時(土曜・日曜・祝日は12時~22時)。

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