食べる

泉岳寺にイタリアン「ヴィアデイペピ」 10年以上改良続けるリゾットも

オーナーシェフの岡本絋明さん

オーナーシェフの岡本絋明さん

  • 9

  •  

 イタリア料理店「VIA DEI PEPI(ヴィアデイペピ)」(港区高輪2、TEL 03-5422-6582)が泉岳寺駅・伊皿子坂交差点近くにオープンして1カ月がたった。

「VIA DEI PEPI」外観

[広告]

 場所は二本榎通り沿い。料理の色が目立つよう、店の内装は落ち着いたトーンを選んでいるという。店舗面積は12坪。席数は、カウンター席3席、テーブル席13席。

 オーナーシェフの岡本絋明さんは、高校時代のアルバイトをきっかけに18歳からイタリア料理人の道を選んだ。都内レストランでの勤務やイタリア・フィレンツェでの滞在経験を経て、独立出店にこぎ着けた。店名の由来は、イタリア滞在時に住んでいた「ペピ通り」から。

 泉岳寺エリアでの出店理由について、「近隣に住んでいたことがあり、このあたりにはイタリアンが少ないと感じていた。『泉岳寺のイタリアンといえばVIA DEI PEPI』、と思ってもらえる店にしたい」と話す。

 フードメニューは季節に合わせて入れ替える。数日おきに更新するお薦めメニューとして、「牛モモ肉のカルパッチョ ニンニクバルサミコしょうゆ」(1,900円)、「ホワイトアスパラのボリート トリュフ香るスクランブルエッグ」(1,300円)、パッケリという太い筒状のパスタを使った「豚肩肉とたまねぎのラグー ナポリジェノベーゼ」(2,000円)、「ブルーベリーとラズベリーのカスタードタルト」(700円)などを提供する。

 そのほか、イタリアの品種の米を使う「ポルチーニ茸とパンチェッタのリゾット」(2,200円)は、岡本さんが18歳の時に学んだレシピを10年以上かけて磨き続けている味だという。「ランプレドット」(1,500円)は、牛の内臓を野菜と煮込み、酸味と辛さを楽しめる。「野菜をたくさん使った前菜の盛り合わせ7種」(2,000円)、「豚肩ロースのグリル」(200グラム=2,000円)、作りたてを提供する「ティラミス」(600円)なども用意する。

 ドリンクメニューは、甘みも感じられるレモンを選んで使う「生レモンサワー」(550円)、イタリア産の瓶ビール(モレッティ、メッシーナ、ペローニ ナストロアズーロ=各800円)、「角ハイボール」(600円)、食後酒の「グラッパ」(800円) など。ワイン(グラス=650円~、ボトル=3,800円~)はイタリア産を中心に約30種類を用意する。想定客単価は6,000~7,000円。

 「一般に外食では肉料理を食べることが多いかもしれないが、イタリアでは多く野菜が食べられており、当店でも野菜を使ったメニューをたくさん用意している。まっとうなイタリアンでありながら、おいしい野菜が食べられてレモンサワーも飲める店。日本での一般的なイタリアンのイメージとは少し異なる料理を提供したい」と岡本さん。

 営業時間は、火曜~金曜=16時~22時。土曜・日曜・祝日=11時30分~14時30分、17時~22時。月曜・水曜定休。5月6日は休業する。新型コロナウイルス感染症の対策として、スタッフはマスクを着用し、入り口に消毒液を設置する。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース