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五反田に担担麺とマーボー豆腐の店「雲林坊」 初のフランチャイズ店

「雲林坊」外観と店長の唐仁原勇太さん

「雲林坊」外観と店長の唐仁原勇太さん

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 担担麺とマーボー豆腐の店「雲林坊(ゆんりんぼう) 五反田店」(品川区西五反田2、TEL 03-6417-0156)が五反田駅西口エリアにオープンして1カ月がたった。経営は、焼き肉業態を中心に飲食店を展開するZENIBA(ゼニバ、品川区東大井5)。

「雲林坊」内観

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 同店は、ZERO ONE(ゼロワン、千代田区)が展開する担担麺・マーボー豆腐店「雲林坊」のフランチャイズ1号店。直営店は現在、秋葉原店(千代田区)、九段店(千代田区)、川口店(埼玉県)、高輪ゲートウェイ店(港区高輪2)、北千住東口店(足立区)の5店。

 オープンの経緯について、店長の唐仁原(とうじんばら)勇太さんは「ZENIBAの代表が雲林坊の味を好んでいた。この味を品川にも伝えたいという気持ちから、五反田に出店を決めた」と話す。

 物件は、ZENIBAが経営していた焼き肉店「五反田銭場精肉店」跡を改装して利用する。カウンターはゆったりと座れるよう席の幅を広めに取り、1席ずつにお冷やのボトルや紙エプロンを置く。店舗が地下にあり電波が入りにくいことから、Wi-Fiも用意する。店舗面積は21坪。席数はカウンター=14席。

 担担麺には、四川朝天辣椒(ラージャオ)と唐辛子を合わせたオリジナルのラー油を使う。麺は、全粒粉を加え国産小麦を使った自家製麺。ゴマは1度びきと2度びきのものを合わせる。マーボー豆腐は4種類のトウバンジャンで味を付け、最後に葉ニンニクを加えることで中国・四川のマーボー豆腐の味に近づけたという。米は全てコシヒカリを使い、マーボー豆腐をかけても米の食感を感じられるよう硬めに炊く。

 フードメニューは「神田雲林特製汁あり担担麺」(950円)、「パイコーのせ汁あり担担麺」(1,300円)、「本場成都の汁なし担担麺」(950円)、「パイコーのせ汁なし担担麺」(1,300円)、「四川麻婆(マーボー)豆腐」(900円)、「四川麻婆豆腐かけタンメン」(1,050円)などをそろえる。

 セットメニューは、汁あり担担麺とマーボー丼のセット「ハーフ&ハーフ」(1,100円)、「汁あり担担麺+小麻婆丼」「汁なし担担麺+小麻婆丼」(以上1,300円)、「四川麻婆豆腐+ご飯」(1,050円)などを用意する。

 トッピングメニューは「パクチー」「こだわりの醤油(しょうゆ)漬け半熟卵」(以上120円)、「担担麺肉そぼろ増し」(180円)、「もやし増し」(100円)、「さらし葱(ねぎ)増し」(150円)など。

 ドリンクメニューは、「エビスビール(中)」(550円)、「氷結」(400円)、「角ハイボール」(450円)を用意する。

 「担担麺やマーボー豆腐のもとはセントラルキッチンで作っているため、どの店舗でも味のぶれがなく、同じクオリティーの料理を味わえる。ランチ時は多くのお客さんが並んでくれているが、それを見て帰ってしまう人もいるのが残念」と唐仁原さん。「休憩時間をずらしてでも食べたいと思われるような店になりたい。後悔はさせないので、一度店に来てみてほしい」とほほ笑む。

 営業時間は11時~22時30分(土曜は20時30分まで)。日曜定休。

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