田町に博多串焼き居酒屋-外部プロデューサー迎え新業態開発

「神屋流 博多道場」の店内。ガラスケースに串焼きを並べ博多屋台料理のスタイルを演出する。

「神屋流 博多道場」の店内。ガラスケースに串焼きを並べ博多屋台料理のスタイルを演出する。

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 飲食店の経営・コンサルティングを行う東京レストランツファクトリー(港区)は4月1日、田町駅西口近くの慶応通り商店街に初の居酒屋業態となる「神屋流 博多道場」(芝5、TEL 03-6459-4048)をオープンした。

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 同店は、飲食店経営を手掛けるダイヤモンドダイニングの松村厚久さんをプロデューサーに迎え、調味料、食材などを九州にこだわった博多屋台料理と九州の名物料理を提供する。同社は新業態開発事業として「ロードショープロジェクト」を展開し、外部から迎えたプロデューサーを「監督」に見立て、映画配会社のように次々と新店舗を「リリース」している。「神屋流 博多道場」は同プロジェクトの第3弾。

 店内には大綱を渡し、左右の壁面には九州を西と東に分けて、串焼きと焼酎の人気番付を配し、道場のような雰囲気を演出している。店舗面積は30坪、席数は60席。

 メーン料理は、「和牛串」(480円)、「牛舌つくね」(260円)、「鶏ぼんじり」(200円)などの博多串焼き。そのほか「ぷるぷる酢もつ」(480円)、「炙り博多明太子」(800円)、「薩摩地鶏」(1,800円)などのつまみに加え、白みそ、しょうゆ、黒ゴマの3種類の味から選べる「神屋流 もつ鍋」(1,200円)を提供する。

 ドリンクメニューは、薩摩焼酎と水を混ぜて1週間ほど寝かせた「割り水(芋/麦)」(600円)のほか、鹿児島の蔵元田崎酒造の「黒七夕」(550円)、「千夜の夢」(580円)など、九州の酒造メーカーを中心にそろえる。

 ターゲットは近隣に勤めるビジネスマン。田町について、「夜は仕事帰りのビジネスマンの通行が多く、小さな店がひしめき合う面白い街」と中園貴雄店長。「九州料理を扱う店舗が多いが、その中で生き残っていくためには特色のある店作りが必要。おいしい九州料理を提供し、明るく元気なスタッフで利用客をもてなしたい」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~24時(月曜~水曜・土曜)、17時~翌5時(木曜・金曜)。日曜定休。

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