芝浦の運河沿いにオープンカフェ-港区の助成で地元商店会が運営

4月16日より新芝運河沿いにプレオープンした「キャナルカフェ」。 画像提供=広告製版社

4月16日より新芝運河沿いにプレオープンした「キャナルカフェ」。 画像提供=広告製版社

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 田町駅芝浦口からほど近い新芝運河沿いに4月16日、軽自動車2台によるオープンカフェ「キャナルカフェ」(港区芝浦3)がプレオープンした。

4月16日より新芝運河沿いにプレオープンした「キャナルカフェ」。 画像提供=広告製版社

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 同店は2005年にスタートした商店街の活性化を目指す「港区商店街変身戦略プログラム事業」によるもの。運営を行う芝浦商店会は、同事業区内1番目の「変身商店街」として指定されている。今回、港区より助成を受けた同商店会が企画した。メーンターゲットは帰宅途中のビジネスマンや地域住民。

 当初、運河沿いに固定店舗の出店を企画したが、保健所の許可が下りなかったため、移動式オープンカフェのスタイルになったという。厨房の機能を果たす自動車をデザインしたのは芝浦を中心に活動している「スペースクルーズ一級建築士事務所」(港区)の古川明久さん。「芝浦に流れる運河の地図をイメージしてデザインした。デザインを通して街の活性化につながればうれしい」(古川さん)。

 メニューは、チーズ盛り合わせ(400円)、ミックスナッツ(350円)、サラミソーセージ(400円)のほか、居酒屋「呑來醍」(芝浦3)が提供する「芝浦市場直送煮」(450円)、「特製ネギチヂミ」(400円)、「ゴボウ唐揚」(450円)、「鶏の唐揚」(450円)などを提供する。

 ドリンクは、生ビール(400円)、サワー各種(300円)、居酒屋「芝の浦」(芝浦3)が監修した地酒「芝浦運河」「花垣」「まんさくの花」(各400円)、コカコーラ(200円)、ウーロン茶(200円)などを用意。

 芝浦商店会会長の金原時成さんは「芝浦は再開発が進み、地元住民や昼間人口も増えてきている。今後は利用客の声に耳を傾けて、芝浦の街にいる人が喜んでくれるような企画を考えていきたい。これからの季節は、ビールとともに夏の楽しいひとときを過ごしていただければ」と話す。

 正式オープンは6月14日。港区区長を招き、式典を行う予定。営業時間は17時~21時。雨天休業。

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