不動前に豚しゃぶ居酒屋「だんだん」-「なべの友達」元店長が独立

不動前にオープンした居酒屋「だんだん」。

不動前にオープンした居酒屋「だんだん」。

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 居酒屋「だんだん」(品川区西五反田4、TEL 03-6431-9137)が不動前にオープンしてから1カ月が過ぎた。店舗面積は12坪で席数は18席。

不動前にオープンした居酒屋「だんだん」。店内はしっくり落ち着いた雰囲気。

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 「だんだん」は島根県で「ありがとう」の意味。島根県出身の尾添優一さんが経営する。尾添さんは島根県出雲市でゴミ収集業に従事していたが「仕事中に誰かと口をきくことがなかったのでコミュニケーションがとれる仕事をやりたかった」と思い立ち上京。実家が料亭だったこともあり、もともと自分の店を持ちたかったという。バーテンダーや武蔵小屋にある居酒屋「なべの友達」(小山3)の店長を経て独立した。

 看板メニューは、岩手県産南昌豚(なんしょうぶた)を自家製のつゆにくぐらせる「豚くぐりしゃぶセット」(1人前=1,480円、2人前から)。このほか、「なべの友達」のレシピで作る「ともだちのポテサラ」(600円)、初カツオを叩いてミンチ状にした「カツオメンチ」(700円)、原価が100グラムで1,300円ほどだというA5ランクの和牛、イチボウの「極上和牛たたき」(1,450円)、熊本から空輸した「空飛ぶ馬刺し」(1,450円)など素材にこだわった料理を提供する。

 デザートは、ラム酒に漬けたドライいちじくといったナッツを合わせた「いちじくとナッツのアイス」(400円)、「いちごとバルサミコ酢のアイス」(400円)など。ドリンクメニューは「生ビールプレミアムモルツ」(500円)、島根県の日本酒「王禄」(850円)や芋焼酎「だんだん」(500円)などを提供する。客単価は4,000円。

 尾添さんは「利用客の男女比は5対5。年齢層も幅広い方にご利用いただいている。不動前にはない店なので、まずは知名度を上げていきたい。今後はバーベキューやもちつきなどのイベントも開催できれば」と話す。

 営業時間は平日=18時~翌2時、日曜・祝日=18時~24時。

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