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東五反田の介護施設内に駄菓子店「きのこ」 施設利用者が接客

施設長の鈴木裕太さん

施設長の鈴木裕太さん

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 介護施設「東五反田倶楽部(くらぶ)」(品川区東五反田4、TEL 03-5422-7157)1階に駄菓子店「きのこ」がオープンして1カ月がたった。運営は社会福祉法人新生寿会(岡山県)。

お菓子売り場

 地域密着型の多機能ホームとして、通い・訪問・宿泊サービスを提供する。総施設面積は約240坪。3階建てで、地下1階に防災備蓄倉庫、1階に地域交流と小規模多機能型居宅介護のスペース、2・3階にグループホームを備える。

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 駄菓子店を始めた経緯について、施設長の鈴木裕太さんは「認知症の方やその介護者が安心して生活するためには地域の理解が必要。この地域には駄菓子屋がないこともあり、地域交流の場になればと思った」と話す。接客は施設利用者が行い、訪れた子どもや学生と積極的に交流しているという。

 商品は「うまい棒」や「蒲焼(かばやき)さん太郎」「うんちくんグミ」(以上10円)、「プチプチうらないチョコ玉」(20円)、「ポテトフライ」(35円)、「ブタメン」(75円)など100種類以上を取りそろえる。「子どもだけでなく保護者の方にも楽しんでもらえるよう、昔懐かしい駄菓子も多く用意している」と鈴木さん。

 同施設では、子育て世代などに家庭的な料理を提供する「東五反田食堂」を構えるほか、昨年600人以上が参加した「あいおい祭り」などのイベントを行っている。鈴木さんは、「多機能ホームというと、入りづらいイメージがあるかもしれないが、気軽に来ていただければ。地域のつながりを増やしつつ、認知症への理解がある地域にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は、平日=14時30分~17時30分、土曜・日曜・祝日=10時~17時。