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品川・港南に四角いハンバーグ専門店「歓喜の牛」 分子調理器とテリーヌ型を使って

「歓喜の牛」外観(写真提供=歓喜の牛)

「歓喜の牛」外観(写真提供=歓喜の牛)

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 四角いハンバーグ専門店「歓喜の牛」が品川駅港南口エリアにオープンして3カ月がたつ。経営はサンドイッチ専門店「FILL'S」などを手掛けるFILL THE WORLD(北区)。

四角いハンバーグ(写真提供=歓喜の牛)

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 昨年秋に閉店した洋食店「キッチンカネカ」跡を居抜きで利用する。店舗面積は約14坪、席数はカウンター6席、テーブル18席。全席禁煙。

 店名は「牛を通じて、喜びや、驚き、楽しさを体験してほしい」という同店のコンセプトから。オーナーの宮本さんは、開店の経緯について「経営するサンドイッチ店で自家製テリーヌを作った経験から、分子調理器とテリーヌ型を用いた四角いハンバーグのアイデアが生まれた。試行錯誤を重ねてレシピ化に至ったところ、知り合いの縁で物件を借りられることとなり、実店舗オープンに踏み切った」と話す。

 看板メニューの「四角いハンバーグ御膳」(1,500円)は、四角いハンバーグ2個に、生卵、「ダシご飯」「飲むトマトサラダ」と、日替わりで「一口ポテサラ」かピクルスが付く。「分子調理を行うことで、短時間で肉に熱が通るため、水分が失われずうま味を閉じ込められるのがポイント。提供が早く、おいしく、さらに見た目にも楽しいハンバーグになっている」と宮本さん。テークアウトメニューに「四角いハンバーグ弁当」(1,200円)も。

 そのほか、「歓喜なるカレー」(1,200円)、「白ワインビネガーのピクルス」(500円)、「お新香のポテトサラダ」(600円)、「牛じゃがチェダーの春巻」(800円)、「牛ハラミのたたき風~ワサビソース~」(900円)、「DR.バームクーヘン~季節のソース~」(400円)などをそろえる。

 ドリンクメニューは、「東京ブルース」(900円)、「ブルックリンラガー」「ブルックリン IPA」などのビールや、くるみ酒「ノチェロ(ミルク・ソーダ)」、蜂蜜酒「ミード(ソーダ・紅茶)」(以上700円)、ジントニック、カシスオレンジ(以上600円)、ワイン(グラス=600円、ボトル=3,500円)、ウイスキー(S=500円、W=900円)などを用意する。ノンアルコールの「ラ・フランス ラムネ」(400円)、「オリオンサイダー」「自家製レモネード(レモン・オレンジ・ジンジャー)」(以上500円)、ウーロン茶、緑茶、オレンジジュースなども。想定客単価は1,500円~2,000円。

 「お客さんに『この店に来ると毎回新しくて面白い発見があるよね』と思ってもらえるよう、今後も試行錯誤しながら進化していきたい」と宮本さん。「おいしさや新しさを感じてもらいつつ、接客面でも居心地のいい店を目指している。コロナ禍だが、来店したお客さんに少しでもほっこりとした気持ちになってもらえたら」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~14時、17時~22時(日曜はランチ営業のみ)。緊急事態宣言中は20時閉店で、酒類の提供を取りやめる。新型コロナウイルス感染症の対策として、アクリル板を設置し、店内の換気や消毒をするほか、スタッフはマスクを着用する。来客時にはマスク着用と、手指のアルコール消毒をお願いする。

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