ナチュラルワインとイタリア料理の店「mici(ミチ)」(品川区西小山6)が、西小山駅近くの商店街にオープンして1カ月がたった。
店舗は築70年以上の木造民家。店舗面積は9坪。席数はカウンター=8席、スタンディング=2席、テーブル=10席。6月末には2階にも座席を設け、計30席にする予定。
内外装について、店主の伊藤和道さんは「商店街の通りに面した6面の扉は、どこからでも全開放できる。カウンターを扉に対して斜めに配置することで、外から店内の様子が一目で分かるようにした。高い天井やオープンキッチン、可変式テーブルが、さまざまな人を歓迎するゆとりを生む」と説明する。
伊藤さんは学芸大学のイタリア料理店「リ・カーリカ」(目黒区)やその運営会社で、シェフや商品開発などの業務に従事。「mici」開業1年前には、フリーランス料理人としてイベント開催やケータリングなどを行ってきたという。西小山エリアを選択した理由について、「前職時代のお客さんが足を運べる距離で探していたところ、昔ながらの温かみや情緒が残る西小山でテナントが見つかった。家賃が手頃で、より気軽に入店できる店を自由に設計できた」と話す。
フードメニューは、「スナップエンドウの自家製リコッタ白和(あ)え」(1,200円)、「函館直送!塩水のウニの冷たいオムレツ」(2,600円)、「発酵青唐辛子と自家製魚醤(ぎょしょう)のペペロンチーノ」(2,000円)、「自家製ジェラート2種盛り合わせ」(900円)などをそろえる。「生産者と直接やりとりをして、新鮮な食材を用意している。仕入れが毎日変わるので、メニューも毎日どこかしら変え、たくさんの中からお客さんが今日はどれにしようかと楽しんでもらえるよう心がけている」と伊藤さん。
ドリンクメニューは、ナチュラルワイン(ボトル=7,700円~、グラス=1,100円~)など。「グラスワインを常時20種類以上提供し、気分や料理に合わせた一杯をお薦めしている。りんごジュースやダージリンティーなどもそろえているので、アルコールが飲めない方にも来てほしい」と話す。
「年齢や利用シーンに関わらず、地元の方がたくさん来てくれている」と伊藤さん。「6月からはイベントを実施したり、日曜・祝日限定で14時~19時の昼飲み営業を始めたりするので、もっといろいろな人に楽しんでほしい。ノンアルの方も、子連れも、犬連れも歓迎」とほほ笑む。
営業時間は、火曜~土曜=18時~24時。日曜・祝日=14時~19時。月曜定休。