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目黒駅東口にラーメン店「麺菜館 孝」-気遣いで女性客も入れる店に

「牛肉麺(ニューローメン)」(1,200円)

「牛肉麺(ニューローメン)」(1,200円)

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 目黒駅近くにラーメン店「麺菜館 孝(めんさいかん こう)」(品川区上大崎3、TEL 03-3444-8442)がオープンして2カ月がたった。経営は十善(世田谷区)。社長の渡部孝二さんは、「食事の時間は睡眠などに比べて長くはないが、人生の中でとても重要な位置にある」がモットー。

「麺菜館 孝」の店内。落ち着いたトーンで、女性1人でも入りやすい

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 客の立場での視点を大切にし、「既存のラーメン店には入りづらいという人のために、店構えや内装に気を遣った。女性や年齢が高い人をターゲットに設定して、木を多く使った落ち着いた店内にした」と渡部さん。ほかにも、換気のシステムを整えることでラーメン店特有の「テーブルや床がベタベタする」現象を極力抑えたり、「女性のスカートが汚れないように」とテーブルの裏側まできちんと拭き上げたりするなど、随所に気配りを見せる。店舗面積は16坪で、席数は13席。

 ラーメンのスープは、山梨県産健味鶏を使った白湯(パイタン)スープと、豚と鶏の清湯(チンタン)スープの2種類。麺は橋爪製麺の極細麺を使用。具の野菜は築地から旬のものを仕入れるため、季節や天候などによって種類が変わる。

 白湯スープベースのメニューは、蒸し鶏が載る「白湯麺」、鶏肉とエビのワンタンが載る「白湯ワンタン麺」(以上950円)。清湯スープベースは、「清湯麺」、「ワンタン麺」(以上850円)、「日式焼豚麺」(950円)、「牛肉麺(ニューローメン)」(1,200円)。清湯スープは、塩かしょうゆを選ぶことができる。そのほか「担担麺」(950円)も。

 店内にいた女性客の一人は「実は今日、人生で初めてラーメン店に入った。きっかけは、ネットで見た牛肉麺のジャンボな牛肉ときれいな野菜に引かれて。ラーメン屋さんっぽくないおしゃれな店構えで、女性一人でもちゅうちょなく入れた。ここならまた利用したい」と話していた。

 渡部さんは「目黒駅前はラーメン店の多いエリアなのに、高級志向のラーメン店があまり充実していなかった。この地域は白金台エリアにも近く、うちのターゲット層と合っている」と話す。今後について「昼は定食、夜は主菜を提供していきたい」とも。

 営業時間は11時30分~16時、18時~22時。日曜定休。

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