日本将棋連盟女流棋士会は4月26日、品川区総合区民会館「きゅりあん」（品川区東大井5）で「女流棋士との親睦将棋会2008」を開催する。

　同イベントは1989年から企画され、今年で18回目。「ファンの皆様に感謝したい、もっと多くの人に私たちの存在をアピールしたい」との思いから、約20人の女流棋士が手づくりりで始めた。

当日は、2部で構成される。第1部では「女流棋士による一斉指導対局」と、女流棋士と対局できる「席上お好み対局　清水女流二冠vsお客様代表」を行う。同規格では、戸辺誠四段と佐藤天彦四段が大盤解説をする。第2部では、矢内理絵子女流名人率いる「居飛車チーム」と斎田晴子女流4段率いる「振り飛車チーム」が「チーム対抗リレー将棋」を行い、記録を中村桃子女流2級、読み上げを熊倉紫野2級が務める。そのほか、「ぐるぐる将棋」「チャリティーサイン会」を開催。閉会式では「将棋界の歌姫」こと長沢千和子女流4段のフィナーレショーも。販売コーナーで将棋グッズ、女流棋士の著書、扇子などを販売する。

　同イベント実行委員会・古河彩子女流二段は「100面以上の将棋盤が並ぶ『一斉指導対局』は壮観。親睦会なのでファンと女流棋士が話したり写真を撮ったり、交流の場になれば」と話す。

　料金は、第1部が、一般＝12,000円（前売り11,000円）、女性＝9,000円（前売り8,000円）、小中学生＝6,000円（前売り5,000円）、指導対局・軽食・おみやげ付き。第2部が一般＝7,000円（前売り6,000円）、女性＝6,000円（前売り5,000円）、小中学生＝3,000円（前売り2,500円）、おみやげ付き。予約は女流棋士会が郵便振替で受け付けている。

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