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武蔵小山に鮮魚店「丸高水産」 2・3階「肴処 ゆかわ」との一体型店舗

左から店主の高山和之さんとスタッフの浅川岳敏さん

左から店主の高山和之さんとスタッフの浅川岳敏さん

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 鮮魚店「丸高水産」(品川区荏原3、TEL 03-6451-3997)が武蔵小山商店街パルム内にオープンして3カ月がたつ。

豊洲市場で毎朝仕入れた鮮魚が並ぶ店内

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 同店は2・3階の居酒屋「肴処 ゆかわ」との一体型店舗。「丸高水産」で購入した魚を「肴処 ゆかわ」で調理して提供するサービスも。店舗面積は15坪。

 オープンの経緯について、店主の高山和之さんは「1階で営業していた鮮魚店が閉まり、近隣の方々から『商店街に魚屋がほしい』という声が挙がっていた。私自身、買い物と飲食が一緒に楽しめる店を持ちたかったこともあり、開店に踏み切った」と話す。

 コンセプトは「おいしい魚が食べられる街の魚屋」。高山さんが食べたいと思った魚を基準に、豊洲市場で毎朝仕入れている。高山さんは「飲食店での経験から、各魚に適した調理法の紹介や他愛のない世間話をするなど、フレンドリーな接客を心掛けている」という。

 取り扱う鮮魚は、「大間の生マグロ」(100グラム=1,380円)や千葉県産「たちうお」「真さば」(以上1切=380円)、韓国産アワビ(1個=800円)など。そのほか、「さば味噌(みそ)」(1切=200円)など自家製総菜も用意する。その日の仕入れ内容によって異なる。

 オープン後の店の様子について「一人暮らしの方には魚を小さく切り分けたり、興味のある子どもには魚を詳しく説明したりと、街の魚屋ならではの風景があると実感している」と高山さん。今後の展望については「これからも目の前のお客さまに喜んでもらえる店作りをしていく。人生は短く、まずい魚を食べている暇はない。当店にうまい魚を探しに来て」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~19時。売り切れ次第終了。水曜定休。

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