マイカップ自販機でCO2削減-NTTコムウェア、全66台を順次改造

東急ビルのマイカップ自販機。利用者は約250名。

東急ビルのマイカップ自販機。利用者は約250名。

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 NTTのネットワーク用通信システムや通話料金計算などを行うNTTコムウェア(港区港南1)は、昨年より社内の自動販売機を業者に依頼し、マイカップ使用可能へと改造。消費電気量やCO2排出量の削減に取り組み始めた。

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 マイカップ自販機は、通常紙コップで販売されるドリンクをマイカップで使用することにより、紙コップ代=10円分だけ安く利用できる。また、自販機をノンフロン省エネ対応にしたことによって電気量が40~50%削減できるようになった。1月現在、2台が稼働しており、今後はノンフロン省エネ対応の缶・ペットボトル自販機を含む全66台を順次改造予定。

 現在のマイカップ自販機は、業者が過去2度の試作を重ねて完成させた。マイカップボタンの取り付けと、それを押すことでマイカップが入るように受取口の置き台が低くなるように改造。

 同社総務人事部では「マイカップ自販機を採用することで、電気量やCO2削減だけでなく、給茶機や給水機の年間維持費も削減していく予定。今後は全国のグループ会社にも設置を検討し、さらなる消費電気量やCO2排出量の削減に貢献したい」と話す。

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