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白金台交差点に歩車分離式信号機-慣れない利用者「見切り発進」の恐れも
(2010年03月10日)
白金台交差点、丁字路(港区白金台3)の信号機が1月27日、歩車分離式信号機に交換された。
歩車分離式信号機は、歩行者と自動車の交差を防ぐために歩行者と自動車を分離させる信号機。銀座・数奇屋橋交差点、渋谷・ハチ公前スクランブル交差点などがこれに当たる。数奇屋橋交差点の歩車分離式信号機の設置は1971(昭和46)年。特に新しい物ではないが、2002年に「歩車分離式信号に関する指針の制定について」の通達が出されて以降、全国で本格的な設置が始まった。
同信号機の種類は4種類。自動車を停止させている間、歩行者を同時に横断させ斜め方向の横断を認める「スクランブル方式」、スクランブル方式と同様だが歩行者の斜め横断を認めない「歩行者専用現示方式」、歩行者の横断時は自動車を右左折させない「右左折車両分離方式」、歩行者の横断時に自動車を右折させない「右折車両分離方式」。
メリットは、自動車の右左折時に起こる巻き込み事故を防げる点。白金台交差点は道幅が広いため、自動車のスピードが出やすく巻き込み事故の危険性が高かったという。一方、慣れない利用者にとっては見切り発進をしてしまう可能性も。歩行者専用の青信号の時間が増えるために待ち時間が増加し、渋滞を引き起こす可能性もある。
今回の対策について、警視庁交通部交通管制課・信号機施設管理担当の野田素良(もとよし)さんは「歩車分離式信号設置の際は、看板や掲示板などで事前に告知し、広く認知してもらえるよう努めている」とし、渋滞については「導入の際に渋滞を引き起こさないかどうか調査を行っている」という。
現在、都内にある信号機の数は1万5,000以上。このうち、歩車分離式信号機は約900で、2009年度から10年間で600カ所増やす予定だという。東京の設置率は全国2位、1位は神奈川県。
野田さんは「歩車分離式信号機を有効に役立てたいので、ぜひ青信号を守ってください」と呼びかける。
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