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武蔵小山に「ブーランジェリー ロラソ」-シェフはフランス人

店を切り盛りするムノ・ローランさん(右)と明子さん

店を切り盛りするムノ・ローランさん(右)と明子さん

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 東急目黒線・武蔵小山駅近くに11月13日、パン店「ブーランジェリー ロラソ (ROLASO)」(目黒区目黒本町3、TEL 03-3713-6620)がオープンした。

シェフのムノさんが毎日手作りするバゲット

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 フランス人のムノ・ローランさんと妻の明子さんが切り盛りする同店。フランスで明子さんに出会って来日したムノさんは、日本でパン職人の道を歩き出す。その後2人でフランスへ戻り、約2年半修行。帰国後、都内のパン店で勤務を経て、明子さんとともに独立を果たした。

 販売するパンは、ムノさんが機械を使わず手で折る1日20個限定「クロワッサン・ローラン」(189円)、パリのパン店の味を再現した「バゲット ローラン」(315円)、赤ワインやチーズに合うという「フォイユ ド セイグル」(210円)、鍋や刺身に合うという「しょうゆ」(221円)など、ハード系のパンをメーンにそろえる。

 明子さんはスイーツ担当。グラス入りデザート「ヴェリーヌ」(294円)、ラム酒が少し入ったブルターニュ地方の菓子「ファーブルトン」、「シュークリーム」(以上126円)などのほか、希少な卵を使用するため週末のみ販売する「クリームブリュレ」(336円)、「幸せコッコのやさしいプリン」(378円)なども。客単価は800円。

 オープン後の反応について、「予想以上に、柔らかいパンが求められている。フランスでは、食事をしながらパンを食べるが、日本では単体で食べられるおかずパンの要望も多い。文化の違いを痛感している」と明子さん。ムノさんは「手間ひまかけて作っているので、ぜひいろいろ試して好きなパンを見つけてほしい。今日食べるパンを今日購入する。そんな普段使いの店となれれば」と笑う。

 今後は、明子さんが以前から開催していたお菓子セミナー「OIT(オー・イー・ティ)」などのイベントも続けていく予定だという。

 営業時間は、10時~19時30分。月曜・第3火曜定休。

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