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戸越銀座で食べ飲み歩きイベント「酔う喰うバル」-自主財源で地域活性化へ

竹地さん(写真右)と酔う喰うバル参加の中華店「百番」のスタッフ

竹地さん(写真右)と酔う喰うバル参加の中華店「百番」のスタッフ

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 戸越エリアで5月18日、食べ飲み歩きイベント「酔う喰うバルin戸越」が開催される。主催は戸越銀座商店街連合会(品川区)。

戸越銀座のマスコットキャラ銀ちゃん

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 戸越銀座商店街にある飲食店を中心に、44店舗が参加する同イベント。街一帯をバルに見立て、参加者はバルチケットとマップを手に、各店「自慢」のおつまみとワンドリンクを楽しむことができる。

 同イベントを運営し、同商店街のサイト管理などを手掛ける一級建築士事務所「ユーデザイン」(戸越1)の竹地直記さんは「前回は初めてということもあり、出店側も参加者も手探り状態だった。正直、前売りがそこまで売れてなかったので、参加者は少ないのかな? と思っていたら、当日券がすごく売れて……。予想以上の来客で、お店側が慌てたということもありました」と振り返る。「でも、お店側からは『次はもっと上手にできる。またやろう!』、参加者からは『普段チャンスがなくて行けなかったお店に行くことができてすごく良かった』という声を頂き、結果的に好評だった」と笑う。

 昨年10月の初開催では3000食を販売し、多くの人が集まった。2回目となる今回は5000食の販売を見込む。店に並ぶ待ち時間などを考え、参加者と参加店舗数のバランスを配慮。エリアも絞り、気軽に飲み歩きできるよう工夫した。前回から店も入れ替わり、3分の1が初参加となる。

 「店舗側のモチベーションも高く、前回よりもメニューに力が入っているようだ」と竹地さん。今後については「春と秋の2回開催を目指している。継続的に行うことで、イベントの認知度を高めたい。助成金に頼らず、自主財源で街を盛り上げることができる事例を作っていければ」と意気込む。

 開催時間は17時~翌2時(店によりバルメニューの提供時間は異なる)。バルチケットは5枚つづりで、前売り=3,500円、当日=4,000円。戸越銀座商店街会館などで購入できる。使い切れなかったチケットは、翌日から同月25日までバル参加店で1枚700円の金券として使用可能。

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