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青物横丁に「モノ:ファクトリー品川ショールーム」-廃棄物素材を販売

「モノ:ファクトリー品川ショールーム」の店内

「モノ:ファクトリー品川ショールーム」の店内

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 青物横丁駅近くに11月1日、「モノ:ファクトリー品川ショールーム」(品川区南品川2、TEL 03-3474-5334)がオープンした。店舗面積は30坪。経営はナカダイ(同)。

銅コイルやネジなど、普段見慣れない商品が並ぶ

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 同社は主に産業廃棄物処理事業を手掛ける。群馬県前橋市の工場内で、廃棄物を分解して得られるマテリアル(素材)の販売を始めたところ、反響が大きかったため都内にショールームを設けたという。

 コンセプトは「発想はモノから生まれる」。リユースやリサイクルのように、製品に作り直して再利用するのでなく、マテリアル自体から新しい価値を発想できることを意識している。

 商品点数は約150点で、エアバッグ、LANケーブル(以上100グラム=420円)、キーボード、コーヒーの麻袋(以上1枚=315円)、シートベルト、強化ガラス(以上100グラム=210円)など。工場で回収した廃棄物から得られるマテリアルを商品としているため、信号機(1万500円)など現物限りの商品もある。

 オープン後の反応について、同社の福崎幸乃さんは「前橋の工場を知っている人が多い。今後は子どもから大人まで、さまざまな人が来られる場所にしたい」と話す。「『モノ:ファクトリー』の取り組みが全国に広まり、当社以外の産業廃棄物処理会社でもマテリアルが有効利用されることが理想」とも。

 営業時間は11時~19時(土曜は18時まで)。日曜定休。

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