白金高輪に西洋料理店「快簇船」-コンクール入賞の27歳シェフが独立

白い壁に赤いテーブルクロスでシンプルな空間を演出。

白い壁に赤いテーブルクロスでシンプルな空間を演出。

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 洋食とフレンチ料理を扱うレストラン「洋食とフレンチ料理を扱うレストラン「快簇船(かいぞくせん)」(港区白金1、TEL 03-3473-7230)が白金・古川橋沿いにオープンして2カ月が過ぎた。多くのメディアで紹介されたこともあり、じわじわと人気を集めている。

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 店内は親しみやすい街の洋食屋をイメージし、地下店舗ながら明るい雰囲気。店舗面積は23坪、席数は24席。コンセプトは「古きよき時代の“快”(こころ)よさを忘れず、舌に残る“快”感を創りたい」。店内には「この思いを乗せ快簇船は出港します」と掲げ、味だけでなく「港区」にも思い入れを示す。

 同店のオーナーシェフを務める志村信さんは、22歳の時にパリ・プロスペール・モンタニエ新人コンクールで準優勝し、27歳で独立。同店では、国産にこだわった食材選びを心がけ、専属の野菜ソムリエが産地直送の有機野菜、志村さんが地鶏、銘柄豚などをセレクトする。

 ランチメニューは、サラダとコーヒーが付く「限定洋食ランチ」(1,000円)、スープ、デザート、コーヒーが付く「選べるコースランチ」(1,500円、2,000円)、「フルコースランチ」(3,000円)の4種類。料理は、「子羊のミートソース」、「イシモチとホタテのポワレハーブソース」など、日替わりのメーンディッシュ、魚料理、肉料理から選択する。

 ディナーメニューは、「準優勝フルコース」(4,800円)や特選洋食コース(3,800円、6,000円)などのほかに、「快簇船風たっぷりサラダ」(1,000円)、「快簇船特製 ポークジンジャー」(1,800円)などのアラカルト約30種もそろえる。

 志村さんの「おすすめ」はオリジナルデミグラスソースを使った「ハンバーグステーキ」(2,000円)で、利用客には特製ベシャメルソースをかけた「海老クリームコロッケ」(1,500円)が「人気」だという。メニューはすべて2人分で、1人用のハーフサイズも用意している。

 ドリンクはワインをメーンに、キザンワイン(4,400円)、イケダ・セレクト(5,000円)など、「知る人ぞ知る」(志村さん)銘柄70種類ほどをそろえる。アルコールが苦手な人向けに、ワイン用のベリーA種のみを使った「無添加100%葡萄果汁」(800円)も。

 志村さんは「新しい情報を発信するために、情報に敏感な港区にこだわった。日本が作り出した洋食というブランドをもっと大切にして、改めて魅力を感じてほしい。今後はレストランだけでなく、ほかの業態にも拡大できれば」と意欲をみせる。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~23時。水曜定休。

白金高輪に「バーガーマニア」-有名バーガー店出身者が独立開業アトレ目黒に「カフェ・ア・ラ・カンパーニュ」-テークアウト店舗と連動料理コンテスト受賞記念限定メニュー、札幌グランドホテルで提供(札幌経済新聞)

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