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東五反田にカレー店「スパイスシアター」 ランチ営業、5月までの期間限定で

店長の高原健一郎さん(右)と、シェフのスーリアさん

店長の高原健一郎さん(右)と、シェフのスーリアさん

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 期間限定のスパイスカレー店「Spice Theater(スパイスシアター)」(品川区東五反田1)が、五反田有楽街にオープンして1カ月がたった。運営は、飲食店経営やプロデュースを手がけるPRODUCT OF TIME(プロダクトオブタイム、同)。

「Spice Theater」店内

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 5月までの営業を予定した期間限定店で、居酒屋「くらんど」を間借りしてランチタイムのみ営業する。飲食店経営者と開業希望者のマッチングサービス「シェアレストラン」を利用し、間借りする場所を決めたという。店舗面積は約14坪。席数は18席。

 店の母体は、札幌市で開業したカレー店「倉庫カリー」。店長の高原健一郎さんは「東京進出を機にPRODUCT OF TIMEと一緒に運営することになり、それをきっかけに店名を変えた」と話す。五反田でのオープンについて、「今年の7月に渋谷で、10月に丸の内で実店舗を開くことが決まっている。開店まで時間があったので、PRODUCT OF TIMEの所在地である五反田で期間限定の間借り営業を始めた」と高原さん。

 コンセプトは「毎日食べられるカレー」。カレーは小麦粉を使わず、「シャバシャバとしたテクスチャー」が特徴という。米は軽い食感のバスマティライスを使い、あっさりとしたカレーに仕上げる。「高級感のあるバターチキンカレーを推すインドカレー店が多い中、この店ではいわゆる『インドの家カレー』を提供する。インドの人たちが毎日食べるような、煮込む手間もなく手軽にさらっと楽しめるカレーを味わってみてほしい」と高原さん。カレーは「倉庫カリー」創業時から在籍しているシェフのスーリアさんが作る。

 メニューは月替わりで用意する。3月は「揚げ茄子(なす)とココナツミルクの海老(えび)カリー」「黒こしょうと酢の効いたポークビンダルー」「あおさ海苔(のり)と鰹出汁(かつおだし)の豆」「黒胡麻(ごま)担担豚キーマ」の4種類。不定期で「水を使わないパキスタンチキンカリー」も。価格は、カレー1種類=750円、2種類=950円、3種類=1,150円。

 カレー2種類に、フライドエッグ、パクチー、唐揚げ、インドのせんべい「パパダ」がトッピングされた「スペシャルカレー」(1,450円)や、火曜限定のビリヤニ(1,300円)も用意する。

 トッピングは「ネギ入りナンプラーナットウー」「フライドエッグ(ゆで/目玉)」「モリモリパクチー」(以上150円)。ドリンクメニューは、自家製スパイスコーラ、チャイ(以上250円)、グァバラッシー(350円)。

 「コンセプト通り、週に何度も、中には毎日通ってくれるお客さんがいてうれしい。限定メニューもあるので、飽きずに楽しんでもらえるはず」と高原さん。「お薦めトッピングは、意外とカレーに合う納豆。周辺の店ではなかなか食べられないカレーを提供しているので、五反田で営業している間に一度来てもらえたら」とほほ笑む。

 営業時間は11時~14時45分。5月31日までの予定。

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