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武蔵小山の洋食レストラン「がぶ」移転 「がぶ丼」以外の料理も充実

上村瑞恵さん(左)と、調理師で夫の真一郎さん

上村瑞恵さん(左)と、調理師で夫の真一郎さん

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 洋食レストラン「がぶ」(品川区小山3、TEL 03-5722-1766)が武蔵小山西口商店街に移転オープンして2カ月がたつ。

「がぶ」の新店舗

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 上村瑞恵さんと調理師で夫の上村信一郎さんが2人で経営する同店。1999(平成11)年、新店舗から約200メートル離れた目黒本町三丁目の旧店舗で創業した。

 新店舗は小料理店「さくら」跡を改装して利用する。店舗面積は約7坪、席数は、カウンター=5席、テーブル=8席。

 移転の経緯について、信一郎さんは「以前の物件が老朽化に伴い、建て替わることになったため。条件に合う物件を旧店舗と近い場所で探していたところ、たまたま見つかった」と話す。

 花をイメージして肉を盛り付ける看板メニューのローストビーフ丼「がぶ丼」(肉180グラム=1,600円、同270グラム=2,300円、同453グラム=3,850円)は、「全国丼グランプリ」第1回~3回で金賞を受賞している。「脂身が少ない赤身肉を使っているので、あっさりしていて食べやすいはず」と信一郎さん。「『ご飯はそのままでいいから、お肉をもっとほしい』というお客さまのリクエストに応えて、このビジュアルになった。生け花の師範の免許を持っていることがヒントになったかもしれない」と振り返る。

 ハンバーグステーキ(950円)、「牛スジデミソース煮」(1,500円)、エビフライ、「ポーク生姜(しょうが)焼き」(以上1,100円)、パンとスープが付く「スパゲティグラタン」(1,000円)、「たこのカルパッチョ」(1,000円)なども用意する。

 ドリンクメニューは、グラスワイン(550円)、小瓶ビール、ウイスキー(以上600円)、梅酒(650円)、「田苑(でんえん)麦」(550円)、「瀬戸の黒糖」(600円)など。ウーロン茶(300円)、アップルジュース(350円)などのソフトドリンクも提供する。

 ランチメニューは、「がぶ丼」のほか「ハンバーグステーキ」(1,100円)、「サバの味噌(みそ)付け焼き」(1,000円)、スープと「ミニミニサラダ」が付く「オムライス」(1,200円)などを提供する。

 客単価は、昼=1,000円~1,600円、夜=約2,000円。

 「いわゆるハレの日の食事ではなく、普段の食事の延長線で上質な家庭料理を提供したい」と信一郎さん。瑞恵さんは、「これからも随時メニューを追加していく予定。『がぶ丼』はもちろん、それ以外にもおいしい料理がたくさんあるのでぜひ知ってもらえたら」とほほ笑む。

 営業時間は、昼=11時30分~13時30分(ラストオーダー)、夜=18時~20時30分(同、日曜・祝日は20時まで)。水曜定休(火曜の営業は昼のみ)。

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