庭園美術館で現代美術展「舟越桂 夏の邸宅」-ドローイング・版画も

「遠い手のスフィンクス」2006年 楠に彩色、革、大理石、鉄 高橋コレクション 撮影=内田芳孝 写真提供=西村画廊

「遠い手のスフィンクス」2006年 楠に彩色、革、大理石、鉄 高橋コレクション 撮影=内田芳孝 写真提供=西村画廊

  • 0

  •  

 東京庭園美術館(港区白金台5、TEL 03-3443-0201)は7月19日から、「舟越桂 夏の邸宅」展を開催する。

[広告]

 舟越さんは、1980年代から活躍している彫刻家で、美術館や国際的な現代美術展へ出展している。現在は母校の東京造形大学で教べんをとる。

 同展は、舟越さんの作品世界を彫刻・ドローイング・版画の三つで表現する展覧会で、新作も含めて、変わった造形のものを展示。ホワイトキューブの展示室の壁の色を変え、通常と異なる空間演出で現代美術の作品を紹介する。

 同館担当者の八巻さんは「個人の邸宅をそのまま展示室として使用している当館で、人物彫刻を置いたら面白いのではないか、という思いつきが開催のきっかけ。舟越さんは人物木彫で知られているので、ドローイングや版画を展示する機会はあまり多くない。舟越ファンにも、そうでない人にも、驚きとともに鑑賞できるのでは」と話す。

 開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。8月25日~31日は20時まで開館。会期中の休館日は7月23日、8月13日、9月10日。入館料は、一般=1000円、大学生(専修・各種専門学校生)=800円、小・中・高校生と65歳以上=500円。9月23日まで。

関連写真1(砂漠で見る夢)関連写真2(森へいく日)東京都庭園美術館で「オールドノリタケ展」-陶磁器の歴史を学ぶ(品川経済新聞)庭園美術館で企画展「建築の記憶」-時代の建築模型の写真も(品川経済新聞)目黒で高嶋政伸さん監督作品写真展-婚約者・美元さんが空間演出(品川経済新聞)東京都庭園美術館

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース