戸越銀座にエビだし入りラーメン店-「つけめんTETSU」新業態

店長の久保田博史さん

店長の久保田博史さん

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 戸越銀座に4月27日、「らーめんとつけめんの店 海老だしの哲」(品川区平塚1、TEL 03-6426-9900)がオープンした。店舗面積は15坪で、席数は16席。

ラーメンを食べ終わったあとの冷めたスープに焼き石を入れて温めることができる

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 経営は「つけめんTETSU」を展開するYUNARI(荒川区)。同社経営の店舗としては15店目で、初の業態となる。

 「エビだしのスープは3年ほど前に完成していたが、エビを安定して仕入れることができなかった。昨年オープンした『鶏と魚だしのつけめん哲』で、鮮魚を仕入れるルートを確立でき、新業態の出店が実現した」と社長の小宮一哲(かずのり)さん。

 スープは、とんこつと鶏をベースに魚のだしを合わせ、甘エビの頭を煮込んだもの。麺は極太縮れ麺。小宮さんが独自にブレンドした小麦粉「TETSU102」を使用する。通常、中華麺には準強力粉を使うが、「TETSU102」は主にパンに使われる粉で風味を、うどんに使われることが多い粉で「もちもち感」を出しているという。

 メニューは、「海老だしの味噌らーめん」(780円)、「海老だしの醤油らーめん」(780円)、「海老だしのつけめん」(800円)など。麺を食べ終わった後に、熱した石「焼き石」を投入してスープを温め直し、「サクサクおこげ」(150円)を入れるのがおすすめだそう。

 「メーンターゲットは20~40代の男性。主婦が多い戸越銀座への出店は、ターゲット層に合っているとは言えない」と小宮さん。「あえてこの場所を選んだのは、全国的にも知名度の高い戸越銀座にオープンすることで、遠方から来る客に分かりやすくしたかったから。『海老だしの哲で食べるために戸越銀座に行く』、そんなふうに思ってもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~23時。

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