大崎・百反通り沿いに9月24日、「ビストロ　八木商店」（品川区西品川3、TEL 03-6417-9287）がオープンした。店舗面積は15坪、席数は17席。

フランスの家庭をイメージした内装

　店主の八木隆文さんは、北海道出身で、料理人歴は16年。フレンチやイタリアンレストランなどを経験し、独立に至ったという。

　「品川区には15年ほど住んでいて、2年前に大崎エリアに引っ越してきた。百反通り沿いに飲食店が少ないと感じており、出店に踏み切った」と話す。店名の由来については「祖父母が、北海道で営んでいた店名をそのまま付けた」とほほ笑む。

　同店では、北海道産の食材を多数メニューに使用。メインディッシュは、「彩美牛とエゾ鹿のステークアッシェ」（1,500円）や「望来豚のベーコン＆ソーセージのシュークルート」（1,950円）、「十勝産彩美牛のステーキ」（2,500円）など。そのほか「自家製ベーコンのサラダリヨネーズ」や「雲丹玉子オマールソース」（以上950円）、「パテ・ド・カンパーニュ」（750円）などを提供する。

　アルコールは、ワインを中心にラインアップ。自然派ワインの「ドメーヌ レオニヌ ケ　パサ　ブラン」（3,000円）や「テヌーテ　デットーリ　レノス　ビアンコ」（5,000円）などを取りそろえる。「サングリア（赤）」（550円）や「農家のシードル（無添加・北海道産）」「パスティス（ハーブ系リカー）」（以上750円）なども。

　オープン後の反響について、八木さんは「近隣住民の方によく来ていただいている。『気軽にフレンチが食べられる店が近所にできてうれしい』といった声が励みになる」と話す。「百反通りをもっと活性化させたい。いつか大崎エリアで店を開きたいという人の支援なども行っていければ」とも。

　営業時間は11時30分～14時、18時～23時。日曜定休。